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『OWNER’S STYLE』大規模修繕ノウハウ事典に記事掲載!賃貸マンションの配管交換は必要? 

1棟賃貸マンションオーナーさんで、『OWNER’S(オーナーズ) STYLE(スタイル)』という雑誌をご覧になっていたり、名前を聞いたことがある方は多いのではないかと思います。 『OWNER’S(オーナーズ) STYLE(スタイル)』は全国約8万人の賃貸オーナーさん向けに発行されている賃貸経営情報誌です。 出版元のオーナーズ・スタイル社は東京・名古屋・大阪等で定期的に「大家さんフェスタ」を開催して

超重要!! 給湯管 取替えvs更生 どっちが得?

前回の投稿記事「給湯管の事故はなぜ多い?」で、マンションの漏水事故は、ここ最近、なぜ、給湯管からが多いのかということについてお話しました。 今回の投稿記事では、そういった状況の中で、給湯管は更生工事だけで十分なのか、それとも更新工事をしたほうが、長期的にみて得なのかについてお話しますので、ぜひ最後までご覧ください。 動画   築70年までの専有部給水・給湯管の工事費用比較 それでは、専有

オーナーズ・スタイル社のオンライン版の大規模修繕ノウハウ事典に弊社監修の配管に関するノウハウが掲載されました

全国約8万人のオーナーに年2~4回発行されている賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」のオンライン版の大規模修繕ノウハウ事典に、 配管保全センターが監修した配管に関するノウハウが記載されました。 賃貸マンション・アパートの給排水管は交換が必要?メンテナンス基礎知識を解説[豆知識#2] https://owners-style.net/l-srepair/detail/101603/

給湯管の事故はなぜ多い?

国内のマンションの漏水事故で最も多いのは、2023年時点では給湯管からの漏水です。 築25年以上のマンションであれば、給湯管の材質に銅管が使われていることが多いのですが、肉厚は通常約1mm程度でかなり薄く、専有部内ではこの薄い銅管を配管することになります。 それらの銅管の曲がり角になった部分にお湯の気泡がぶつかり続けることで、ピンホールができて漏水が起きやすくなります。 今回は、なぜ給湯管からの漏

検討前に要チェック!! 内視鏡調査の費用と効果 給水・給湯管編

マンションの管理組合の方から、「給水・給湯管の劣化度合いを知るために内視鏡調査をしたいので、見積もりをお願いします」とよく言われます。 実際のところをお話しすると、内視鏡調査は、場合によっては無料で実施する業者もいますし、有料だとしてもほとんどの場合は、数万円もかければしかるべき調査ができることが多いです。 これも管理組合の方からですが、「管理会社から提案された内視鏡調査の見積もりが、数10万円以

要注意!! 排水管の洗浄残し! 高圧洗浄 実施の留意点

分譲マンションでは、定期的に排水管の高圧洗浄を実施されていると思います。 高圧洗浄は決められた回数やっていれば大丈夫だろうと、すべて業者任せにしていないでしょうか?  高圧洗浄を依頼する場合、洗浄後1年間は、洗浄を行った箇所の詰まりで水があふれて漏水した場合、保証がついていることが多いといえます。 それで、「高圧洗浄は保証がついているから安心だ、特に注意することもない」と思っていないでしょうか?

配管保全に関する個別勉強会  無料で開催承ります!!

2年以上前にも、無料勉強会のご案内を配管保全チャンネルでさせていただいたのですが、このところ、分譲マンションの管理組合の理事の方々から、「無料での勉強会はありませんか?」というお問い合わせをいただくことが増えてきましたので、改めてご案内させていただきます。 今後、配管の保全に真剣に取り組んでいきたいが、とっかかりとして、何から始めたらいいかわからないといった管理組合さんに、配管を保全していくための

給水管取替工事 屋内配管の露出を最低限に抑えた事例と費用

マンションに受水槽や高架水槽があって、貯水タンクからの給水方式にしている場合、直結増圧の給水方式に変える工事を行う管理組合が増えています。 直結増圧に変更するにあたって、屋内の共用部の給水管も取替えることが多いので、今回は共用部の給水管の取替えの事例についてお話しします。 既存の共用部の給水管の立管は、下の画像のように、各世帯の水道メーターやガスメーターが格納されているパイプシャフト内を貫通して配

こんな方法があったの⁉ 管理組合向け火災保険に格安で加入できる裏技

配管保全チャンネルでも、これまで何回か管理組合向けの火災保険をテーマとして取り上げてきました。 大幅な値上がりだけでなく、あまりにも事故件数が多すぎて保険に加入したくても加入できなくなるという問題もありました。 そこで今回は、これらの問題が解決できる可能性のある火災保険についてご紹介したいと思います。 大手損保会社の保険ではなく、非営利で運営されている共済保険になります。 事故件数に関わらず加入で

東京ビッグサイト マンション管理組合サポート展より こんな第三者管理は失敗する⁉ 

配管保全チャンネルでも、ご案内しておりました「マンション管理組合サポート展」が、先月5月25日~27日の3日間、有明の東京ビッグサイトで開催されました。 展示会主催者から依頼を受けて、私も理事をしている一般社団法人マンション維持管理費削減機構が「マンション管理相談コーナー」ブースを開設して、管理組合さんからのご相談をお受けいたしました。 期間中の3日間、多くの管理組合さんが、ひっきりなしに、ご相談

受水槽をやめて直結化すべき? 40年間の費用比較例

長期修繕計画を見直しする際に、受水槽のあるマンションでは、今後もずっと受水槽方式のままでいいのか、それとも受水槽を使うのをやめて、コストをかけてでも直結給水方式に変えるべきなのかについて、お悩みの管理組合さんは多いのではないかと思います。 実際、配管保全センターでも、それに関連したご相談を多数お受けしています。 いざ、直結給水方式に変えるとなっても、変更工事にはそれなりのコストがかかりますし、管理

7階建てマンション 排水管立管を1系統1日で取り替えた事例と費用

一般的に排水管の立管を取替える場合、1系統を何日もかけて取替えることが多いと思います。立管がある場所が、トイレの裏やキッチンの横といった専有部内であることも多く、工事期間中は何日も、業者が部屋の中を行き来することになり、住民の方々は部屋にいなければならず、負担が強いられます。また、工事日数が多ければ、費用自体も嵩んでしまうことになります。 今回のケースでは、7階建てのマンションで、トイレの裏にある

マンション管理組合支援団体「いたかんネット」会長との対談

東京都板橋区は、分譲マンションの管理組合に対しての支援活動が活発で、マンション管理に関する先進地区だと言えます。 その板橋区で20年間、マンション管理組合のために支援活動をしている、「いたかんネット」という民間の支援団体があるのですが、今回は、そのいたかんネットの篠山会長との対談を動画に上げました。 対談のテーマとしては、分譲マンションの管理組合が抱えている管理上の課題についてと、それらの課題に対

5月25・26・27日開催 東京ビッグサイト マンション管理無料相談コーナー開設のお知らせ

マンション管理の無料相談会が、東京ビッグサイトで開設されるので、そのお知らせをさせていただきます。 2023年5月25日金曜から26日土曜、27日日曜の3日間、有明の東京ビッグサイトで、「マンション管理組合サポート展」が開催されます。   そこで、展示会主催者からのご依頼を受けて、私も理事をしている一般社団法人マンション維持管理費削減機構が会場内に設置された「マンション管理相談コーナー」のブースに

こんなに違う?! 蛇口からの水の出 省エネ大賞受賞の配管継手

築25年以上のマンションでは、給湯管から漏水し始めるため、どこのマンションでも専有部内の給水管と給湯管の取替え工事を行うようになります。 区分所有者が各自行う場合もありますし、管理組合主導で一斉に取替える場合もあります。 取り替える給水管・給湯管の配管の材質は、現在では架橋ポリエチレン管が使われることがほとんどですが、配管と配管をつなぐ継手にはどんなものが使われるのか、考慮されないことがほとんどか

マンションの給排水設備関連 アクセスランキング1位!! 工事費を安くするにはコレ!!

分譲マンションの管理組合の理事の方々や、1棟賃貸マンションオーナーの方々は、マンションの給排水設備の保全方法を検討する際に、インターネットで様々なホームページから情報収集するのは、もう当たり前になっていますよね。 おかげさまで配管保全センターのホームページへのアクセス数も、どんどん伸びてきており、先月3月のアクセス数は7万回を超え、給排水設備の保全関連のホームページへの国内アクセスランキングで3月

管理組合の火災保険料 値上げ後でも安くなる?!

昨年2022年10月と今年2023年1月に、大手損保会社各社は管理組合向けの火災保険料を値上げしたことは以前の投稿記事でもお話ししました。値上がり前には駆け込みで別の火災保険への乗り換えがありましたが、現在はその波も一段落したようです。 多くの管理組合さんでは、「各社の保険料がすでに値上がりしてしまったので、今から保険の見直しをしても遅い」「満期になるのは2~3年先だし、満期になる前に見直せばいい

マンション共用部の配管 いつ取替える?

長期修繕計画における給排水設備関連の見直しについてご相談をお受けしておりますが、その中で、ご相談の多いNo1は、 「共用部の給排水管は、いつ取替えればいいのか?」 です。 結論から言うと、 「漏水を一度たりとも許さないのかどうか」 と 「いつまで住み続けるのか」 の方針の違いにより、大きく異なってきます。 その方針次第で、必要となる保全費用も当然、大きく増減します。 今回の投稿記事では、この方針の

マンションの配管を内視鏡で調査 いくらかかる?

マンションも築年数が経つにつれて、共用部や専有部の配管を更新すべきか? あるいは延命処置がいいのか管理組合で検討されるようになります。 そこで、現状を知るために配管内の内視鏡調査を検討される管理組合さんや賃貸オーナーさんは多いです。 内視鏡調査を行うことで、配管内の錆びの出来具合や、ヌメリや汚物による汚れ度合いや詰まり度合い、更生工事の際にライニングをした樹脂が劣化していないか等の確認ができます。

国交省の補助金制度を使って給排水管を取替えられるか⁈

つい先日の4月8日から国交省の補助金制度である「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の令和4年度版が開始されました。 この制度を使って、マンションの共用部や専有部の給水管、排水管を取替えることはできるでしょうか。 まず、補助金をもらうための要件として、 ①リフォーム工事前に国土交通省の定める講習を修了した「既存住宅状況調査技術者」が建物の状況を調査するいわゆる「インスペクション」を行うとともに、維持