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配管保全に関する個別勉強会  無料で開催承ります!!

2023年6月21日
この記事のカテゴリー : 配管に関する知識

2年以上前にも、無料勉強会のご案内を配管保全チャンネルでさせていただいたのですが、このところ、分譲マンションの管理組合の理事の方々から、「無料での勉強会はありませんか?」というお問い合わせをいただくことが増えてきましたので、改めてご案内させていただきます。

今後、配管の保全に真剣に取り組んでいきたいが、とっかかりとして、何から始めたらいいかわからないといった管理組合さんに、配管を保全していくための考え方や留意点、必要な知識を得ていただくのが、勉強会の主旨となっています。

「輪番制で理事になって、配管の取替えを検討することになったが、どうしていいかわからない」というお悩みや、「管理会社から見積もりが出てきたが、それが妥当な金額なのか全くわからない」といったお悩みには、解決へのサポートとなると思いますので、ぜひ、最後までご覧ください。

なお、配管保全センターとしては、管理組合さんに配管保全に関する知識を得ていただくとともに、勉強会後に、管理組合さんが配管保全工事に取り組まれるのであれば、その際に、見積もりの機会をいただければと思っています。

ということで、勉強会は、営業活動の一環と考えております。勉強会をしたから、配管保全センターに工事を依頼しなければならないわけではありませんので、ご安心ください。

動画

 

勉強会の内容

それでは、早速ですが、勉強会でどんな内容をお話させていただくのかについて、ご紹介します。

内容はお問い合わせいただいたマンションの状況や、ご要望に応じて変えています。具体的には、以下のような項目があげられます。

お問い合わせいただいたマンションの配管保全費用の概算

当該マンションの共用部給水・排水管、専有部の給水・給湯・排水管の取替えを行う際にどれくらいの費用がかかるのか、おおよその目安についてお話します。

保全を行うべき配管の優先度

当該マンションのそれぞれの配管の材質を考慮して、どの配管を優先的にメンテナンスしていくべきかについてお話します。

専有部の配管取替えの補助金制度

専有部の配管の取替えについてはほとんどの管理組合が修繕積立金を使えないという状況の中で、、費用を抑えて専有部の配管を取替えていくための仕組や補助金制度の作り方についてお話します。

漏水関連の保険

管理組合の火災保険の保険料は年々値上がりする傾向にあります。漏水などの事故が起きても次の契約更新時になるべく保険料が値上がりしないで済むような保険の申請の仕方や、管理組合が加入している個人賠償の包括特約をやめていく際の留意点といったことをお話します。

組合運営の自立支援

管理会社に任せっきりにせず、かつ、理事の方々の時間や労力的な負担を極力抑えながら、効率的に管理組合を運営していくためのアイデアについてお話します。

受水槽の直結化費用

受水槽や高架水槽を維持しつづけるべきか、あるいは直結化すべきかについて、長期的な費用差や地震時の対策などについてもお話します。

更生工事、延命装置について

配管を新しく取替えるのではなく、更生工事や延命装置を使って配管の保全費用を抑えていく方法について、100年マンションを目指した場合や建替えを視野に入れている場合など、当該マンションの状況に応じてそのメリット・デメリットについてお話します。

排水管を長持ちさせるためのコツ

排水管特有の詰まりの問題に対して、どのような留意点があり、住民に対してしてどのような注意喚起を行う必要があるかについてお話します。

時間的には最長2時間程度で、そのうち1時間程度は質疑応答の時間としています。

無料で開催可能なエリア

勉強会を無料で開催できるエリアですが、現時点では1都3県の東京、千葉、埼玉、神奈川となります。

このエリアでも、場所によっては、有料でのWEB開催となりますので、無料での開催可否については、配管保全センターにお問合せください。

なお、他の都道府県で勉強会の開催をご希望の場合は、有料でのWEB開催となります。

開催までの手順

開催までの手順をお話しします。まず、竣工図や現在の長期修繕計画書があれば事前に拝見させていただきます。竣工図や長期修繕計画書に基づきお問い合わせいただいたマンションに特化した資料を作成して、勉強会で提示させていただきます。

竣工図や長期修繕計画書などの資料は電子ファイルでメールで送っていただくのが原則ですが、それができない場合、現地開催可能な地域であれば、事前に現地に伺い、管理人室等にある書類を確認させていただきます。

取り上げてほしいテーマがあれば、可能な限りその内容も反映し、勉強会の開催前に理事会の方々にメールにて勉強会用資料をお送りしてご確認いただきます。

勉強会の開催は、勉強会用の資料送付から1ヵ月後くらいを予定しています。多くの理事さんや住民の方にご参加いただくことで、配管保全の重要性に関する共通認識が醸成されることと思いますので、その1ヵ月くらいの間で勉強会への参加を呼びかけていただければと思います。

勉強会をお勧めしたいお悩み例

勉強会の開催依頼は、管理組合の理事長からのご依頼とさせていただいております。開催をご希望の際は、理事長の了承を得られたうえで、ご依頼くださいますようお願いいたします。

お悩みの例としては

・長期修繕計画の見直しをしているが配管保全の方法や値段の相場がわからない
・配管保全をしたいと思っているが、住民の危機感がなく進まない
・見積もりを取ったが、金額が妥当なのかどうかよくわからない
・受水槽方式がいいのか直結化がいいのかで揉めている
・排水管の取替えの見積もり額が予算を超えていて途方に暮れている などです。

このようなお悩みをお持ちの管理組合の方に、勉強会の開催をお勧めします。

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