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熟練工によるコストを抑えたマンションの排水管の交換事例と費用

今回取替える立管について 排水管の取替え工事の事例とそれに要した費用についてご説明します。 今回の事例となるマンションの概要ですが、首都圏の、5階建て170世帯の分譲マンションです。 下の図は、各階をタテに通る排水管である3本の立管を示しています。 まず、左側のトイレの汚水の排水管は鋳鉄管のため、まだ取替える必要がないと判断しました。 中央の台所の排水管は以前に交換済みです。 今回は赤で示された立

熟練工によるコストを抑えた更新事例 その② 給水管立管とメーターユニットの交換

マンションの給水管の立管と、各世帯のパイプシャフト内にある水道メーター周りをメーターユニットに更新する工事の事例と見積もり費用についてご説明します。 今回の事例となるマンションの概要ですが、首都圏の、10階建て53世帯の分譲マンションです。   動画   一般的な工事の場合 下の図は工事を実施する前の給水管の配管状況のイメージです。 実際にはもう少し複雑な配管ですが、わかりやす

内視鏡で検証 築40年越しマンション 給水管の劣化状況

「給水管の立管の耐用年数は実際のところ、どれくらいなのか?」 「うちのマンションは築40年過ぎてるけど、配管を取り替えなくて大丈夫なの?」 と、よく聞かれます。 今回、実際に給水管の立管を取替える工事を行った際に、配管の内部を内視鏡で撮影しました。 配管内部の状況がよく分かると思いますので、是非ご覧ください。 なお、マンションによって、配管の劣化状況は、異なります。これほど劣化が進んでいないところ

専有部の給水・給湯管の更新事例と費用

専有部というのは基本的には、管理組合でなく、区分所有者が各自で配管の保全を行うことが多いです。 ところが、最近では、給湯管からの漏水が増加していることから、管理組合の修繕積立金で原則として全室いっぺんに、取替えを行う組合さんが増えています。 ただ、配管は壁や床、天井に隠れているので、どんな取替工事がされたのかわからず、業者から見積もりが出てきても、その妥当性の判断をつけるのが難しいですよね。 実際

地下ピットの受水槽 驚きの1日更新でコスト削減の事例紹介

以前の投稿記事で、地下ピットにある受水槽を1日で更新する見積もり事例をご紹介しましたが、今回は実際にその見積もり内容で、更新工事を行った現場の事例を画像でご紹介します。 受水槽の取替えを検討されている管理組合さんも多いと思います。参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。 動画   受水槽を更新することになった経緯 今回、受水槽を更新することになった経緯としては、 ①一棟オーナ

排水管立管の取替え いくらかかる? 14階建ての施行事例

排水管の立管の取替え、大変ですよね。 画像①を見ていただくとわかりますが、これはキッチンと隣接するパイプシャフト内の排水管の立管です。 立管を取替えたくても、見積もりが高すぎて、予算が足りないので取替えられないという組合さんや、予算はあったとしても、取替えに1週間以上もかかり、そんな何日も業者さんが部屋に出入りするのは困るという反対の声で、いっこうに取替えの話が進まないといった組合さんもたくさんい

共用部 給水・給湯管の取替え いくらかかる? セントラル給湯の場合

以前の投稿記事で、共用部の給水管や各世帯の水道メーターまわりの配管を取替えるのにいくらかかるかをご紹介しました。 今回は、それに加えて、セントラルの給湯システムの給湯管の取替えもあわせて行う工事の場合、いくらかかるかについての事例をご紹介します。 今回のケースも、下請けを使わず、また管理会社経由ではないということで、相場的にはかなり安い見積もりを提示することができましたので、是非、最後までご覧くだ

国交省の給排水設備工事への補助金制度について

マンションの給排水設備の工事を行う際に、公的機関からの補助金を活用出来たら嬉しいですよね。実は、2020年度から5年間の予定で、国交省管轄で「マンションストック長寿命化等モデル事業」という補助金制度があるのをご存知でしょうか。 審査が通れば、給排水設備工事や、エレベータ設備、配電設備といった各種改修工事の最大1/3の費用補助が得られる可能性があります。 今回の投稿記事では、2020年度から2022

マンション専有部 給水・給湯管の取替え いくらかかる? 4社で見積比較

専有部の給湯管が銅管の場合、漏水リスクが高いため、給湯管だけでなく給水管も全て管理組合主導で取替えることを検討している管理組合が増えています。 今回は、実際に4社から専有部の給水・給湯管の取替えの見積りを取ってみた結果をご紹介します。 業者によってどれくらいの金額差があるのか、また、リフォームする際に配管の取替えを合わせて行なった場合、どれくらい費用を抑えられそうなのかなどの目安になると思いますの

管理会社からの「逆リプレース」って知ってますか?

みなさん、最近話題になっている「逆リプレース」という言葉をご存知でしょうか。 多くのマンションでは管理会社に管理業務を委託していると思います。もし管理会社を変えたいのであれば、「リプレース」と言って、別の管理会社と業務委託しなおせばよく、その決定権は、常に住民側である管理組合にありました。 ところが、最近では、事情が違ってきました。みなさんの管理組合ではなく、管理会社の方が管理組合を選択する「逆リ

給水ポンプの交換時期とその費用

マンションで長期修繕計画を作る際、給排水設備に関しては、給水管や排水管といった配管だけでなく、受水槽給水方式であれば加圧ポンプ、直結増圧給水方式であれば増圧ポンプといった給水ポンプについても、「いつ交換するか?」を考える必要があります。 とはいっても、配管もポンプもどちらも毎日使用しているのですが設備なので馴染がありません。交換時期をいつにするかと聞かれても想像もつかず、管理会社が長期修繕計画で提

排水管 詰まり対策 カチカチに固まった尿石も除去 エルセ 排水管の延命効果の実力

やっかいな排水管の詰まり 排水管の更新工事、更生工事は給水管よりも高額になりがちです。 給水管向けの延命装置はたくさんありますが、給水管だけでなく排水管の延命にも期待できる装置は、なかなかありません。 給排水管保全装置エルセであれば、マンションの根元に1台設置すれば、排水管への保全効果も期待できます。 イラスト① ここでは、エルセが排水管にも延命効果を及ぼせるのかということについて、効果が目に見え

24時間駆け付けサービス始めました

給排水設備のトラブルで2次対応サービスが充実している24時間駆け付けサービスを2023年1月1日から開始しました。 サービスのお申し込みには、一定の条件が必要です。詳細はこちら