5万円で専有部配管を内視鏡調査 どんな場合に有効?
管理組合さんや1棟賃貸オーナーさんから、「配管内部を内視鏡で確認したい」というご依頼をよくお受けします。 配管保全センターとしては、「内視鏡調査よりも、漏水確率の高い配管を優先的に取替えていくといった配管保全方針を作って合意を得ていくほうが大切です」と、常日頃からお伝えしているのですが、あまりに多くのリクエストがあるので、今回、手軽に内視鏡調査をご依頼いただけるサービスを始めることにしました。 今…
管理組合さんや1棟賃貸オーナーさんから、「配管内部を内視鏡で確認したい」というご依頼をよくお受けします。 配管保全センターとしては、「内視鏡調査よりも、漏水確率の高い配管を優先的に取替えていくといった配管保全方針を作って合意を得ていくほうが大切です」と、常日頃からお伝えしているのですが、あまりに多くのリクエストがあるので、今回、手軽に内視鏡調査をご依頼いただけるサービスを始めることにしました。 今…
マンションの専有部の給水管や給湯管を全て取替える際には、工事期間、見栄え、金額などの点から、次にあげる3つの工法が主に用いられます。 1つ目は古い配管はそのままにして、新しい配管を露出配管にする露出配管工法。 2つ目はトイレやキッチンの床や壁に点検口を作って、その点検口から配管を取替える点検口工法。 3つ目は床や壁を壊して配管を取替え、床や壁を綺麗に復旧するリフォーム工法です。 とにかく費用を抑え…
マンションの排水管の立管の取替えは、様々な要因によって、見積り額が大きく変わります。 今回の投稿記事では、排水管の立管の取替えにいくらかかるかについて、実際の事例を交えながら説明します。 長期修繕計画を作成しようとしていたり、実際に見積りを取り始めているマンションの管理組合さんには参考となる情報ですので、ぜひ最後までご覧ください。 動画 共用部の排水管立管の取替え費用実例―世帯数・本…
築年数が経過したマンションでは、各世帯で戸別にリフォームやリノベーションを行うところが増えてきます。 その際、多くのケースでは、配管の取替えまで気が回らず、専有部内の配管は放置されたままになっています。 実は、マンションの給排水管で、最も漏水リスクが高いのは専有部内の給湯管です。 給湯管の素材は銅管のため、経年劣化で漏水しやすく、漏水すると階下にも被害が及ぶなど、被害も大きくなる傾向があります。 …
マンションの給水方式は長らく、受水槽や高架水槽が使われてきましたが、およそ20年前くらいから、直結増圧ポンプで給水するところが多くなりました。 直結増圧ポンプは、マンションに水を供給するための重要な装置で、経年劣化でポンプ機能が低下することから定期的に交換が必要になります。 一般的には12年~18年くらいで交換することが多く、配管保全センターでも「交換費用はいくらくらいかかりますか?」という問い合…
マンションに住んでいて、停電でもないのに、突然何日も断水になってしまうとしたら、想像するだけでゾッとしてしまいますよね。 そんな、大変なことが、築25年以上経過したマンションで起こり得ますよというのが、今回のお話です。 分譲マンションの共用部の給水管には系統バルブという弁がついています。 この系統バルブの素材は異種金属であるため、経年劣化により漏水が起きやすくなります。 そして、一度漏水すると、こ…
マンションの屋内共用部給水管の取替えは、様々な要因によって、見積もり額が大きく変わります。 今回の投稿記事では、屋内共用部給水管の取替えにいくらかかるかについて、実際の事例を交えながら説明します。 長期修繕計画を作成しようとしていたり、実際に見積もりを取り始めているマンションの管理組合さんには参考となる情報ですので、ぜひ最後までご覧ください。 動画 世帯数別の費用実例 それでは、実際…
2024年10月に大手損保各社は、マンション総合保険の保険料の改定を行います。 各社の改定内容の概要については、8月15・25日合併号の『マンション管理新聞』(㈱マンション管理新聞社刊)にも掲載されていますので、ここでは割愛します。 なお、各社の保険内容の詳細については保険代理店にご確認ください。 各マンションの状況によって、かなり大きく異なりますが、全体的には、改定前の保険料と比べて総じて13%…
こちらからご覧いただけます。 楽ヤスリノベ パンフレット
テレビや雑誌で、「限界マンション」や「スラム化の危機」といった特集テーマをよく目にするようになりました。 ずさんな管理運営によって、修繕したくても修繕積立金が足りずに、維持管理ができなくなっているマンションを「限界マンション」といいますが、そのようなマンションは最終的には住民がいなくなり、スラム化してしまう可能性が高いと言えます。 そして、マンションのスラム化は今後どんどん増えていくことが懸念され…
国内の人口が減少していく中で、総務省の集計結果によると、2023年には全国で約900万世帯が空室で、うち賃貸物件では443万世帯もの空室があると発表されています。 人が集まる東京でも賃貸物件で63万世帯が空室の状態といわれています。 空室がこれほど増え続けているにも関わらず、相続対策等の目的で、いまだに新しい賃貸住宅が作られ続けられています。 下のグラフも総務省の集計結果ですが、2023年は賃貸住…
築25年以上のほとんどのマンションで、共用部の給水管にライニング鋼管という鉄管に分類される配管が使われています。 鉄管の仲間なので、錆びによる漏水リスクがあり、長期修繕計画上には築30年、40年に一斉更新するための予算が計上されているマンションも多いといえます。 一方、築年数が若いマンションでは、共用部の給水管をステンレスや樹脂管といった錆びない材質にするところも多くなってきました。 このように給…
5月末のマンション総合エキスポにて開催されたセミナーで、「マンション保険の値上がり対策」についての講演内容を20分程度にまとめた動画を1カ月前に配管保全チャンネルで公開させていただきました。 今回は6月に開催した2500世帯超えの大型マンションでの勉強会で、同じくマンション保険に関してお話しした90分程度の内容のうち、公開可能な50分弱を公開させていただきます。 前半では保険料の値上がりを抑えるた…
住宅改良開発公社が、毎年3回発行する賃貸オーナー向けの賃貸経営情報誌「HARMONY」に配管保全センター代表の藤田が監修した配管の保全に関する記事が掲載されました。 タイトル「給排水管のメンテナンス」 賃貸経営の気になるアレコレを掘り下げて知識を深める新企画です。
最近お受けするご相談で、増えてきているのが、「配管を取替えたいが費用が全然足りないので、どうしたらいいでしょうか」というものです。 特に、今まで長期修繕計画に含めていなかった専有部の配管の取り替えを組合主導で行なおうとすると、ほとんどの管理組合さんで、修繕積立金不足になってしまうというのが実情といえます。 専有部の配管は対象外で共用部の配管のみの取替え工事だとしても、積立金が足りなくて工事の賛同を…
管理組合で理事会や総会を行っても、管理会社のフロント担当から議事録がなかなか出てこなかったり、フロント担当にお願いしたのに、何も対応してくれないといった不満をお持ちの管理組合さんは多いのではないでしょうか。 今回、ご紹介させていただくのは、フロント担当の業務を一部代行することでマンション管理会社の提供サービスの質と、管理組合の運営の質を上げることが可能な、とてもユニークなサービスです。 そのうえ、…
多くの分譲マンションでは、排水管の高圧洗浄は定期的に行っていると思いますが、給水管・給湯管はほとんど洗浄を行っていないのではないでしょうか。 築20年を過ぎてくると、排水管だけでなく、給水管や給湯管の配管内部も、もらい錆びや雑菌の繁殖によるヌメリで、どんどん不衛生になっていきます。 下の画像は、そういったもらい錆びやヌメリが付着した給水管・給湯管のサンプルです。 最初は、配管内も地肌が見えていて、…
マンションの配管を取替えるにあたって、どの配管から替えていますか? 管理組合の多くは共用部の配管を優先的に替えているようですが、配管保全チャンネルでは、専有部内の給水・給湯管が樹脂管でない場合には、共用部を優先するのではなく、専有部の給水・給湯管を優先的に取替えるべきだといつもお伝えしております。 とは言っても、専有部の配管は管理組合の管轄外で、長期修繕計画にも専有部の配管の取替え費用分は計上され…
今回、ご紹介させていただくのは、サービス開始からわずか2カ月で、既に50のマンションから受注をもらったというとてもユニークなサービスです。 このサービスはマンションのエレベーター内を広告媒体として提供することで、管理組合に一時金として200万円程度の収益が入り、また、費用ゼロで、エレベーターの養生をリニューアルしてくれるというものです。 エレベーターは住民の方が毎日使いますから、近隣の飲食店や美容…
築40年以上のマンションの管理組合さんから「漏水があちこちで起こり始めて…」とよくご相談を受けます。 漏水が出始めたら困りますよね。 もちろん漏水もそうなのですが、「修繕工事をしようと組合で話し合ったが、合意形成ができなくて困っている」ということも問題となります。 特に、専有部の配管からの漏水が頻繁になり、管理組合主導で共用部だけではなく、専有部の配管を一斉更新したいとなると、費用もかなり掛かるた…