2024年9月12日
この記事のカテゴリー : 未分類 給水・給湯管の保全

ある特定の系統だけを断水させたいといったときに、この系統バルブを閉めることで、全戸断水せずに、1系統に限定して断水できます。このように系統断水を行う役割が系統バルブにはあります。
漏水している系統バルブを新しく取替えるまでは、全戸断水が続いてしまうことになりますが、立管の給水管の口径は、太く40A以上のものがほとんどです。
この40A以上の系統バルブは、改修業者が在庫で保管していることはほとんどありません。
系統バルブを手配できるまで数日かかることがあり、その間、全戸断水になってしまうということになります。
築50年を過ぎても系統バルブが取替えてられていないマンションも、たまにみかけますが、そういったところは、すぐにでも取替えることをお勧めします。
そういったマンションでは、各世帯のパイプシャフト内の共用部の給水管から漏水するたびに、系統バルブを閉じることになりますが、系統バルブ自体が錆びだらけできちんと閉まらない場合は、元栓を締めるので全戸断水になります。
また、系統バルブを閉じようとして、系統バルブが折れてしまった場合は、数日間全戸断水となってしまいます。
配管保全センターでも、系統バルブの取替えの見積もりをご提示することは可能ですので、ご興味のあるかたは、こちらからお気軽にご相談ください。
