節水トイレに取り換える前のチェックポイント

配管保全センター㈱代表取締役 藤田崇大

排水管の長さと材質を確認されましたか?

昔のトイレは8~13L、最近のトイレは4~6Lの排水が流れます。

水道代が節約されるのは嬉しいことですが、築年数が古いマンションでは節水トイレを想定して排水管を設置しているわけではありません。節水トイレに取り換えたために、排水管の詰まり解消のために多額の費用が必要になったという事態になりかねないので、最低限、以下のポイントをご確認されることをお勧めします。

①排水管の長さ

トイレから横引きの排水管(汚水管)を経て、共用部排水管(汚水管)に汚物が流れますが、横引き管が長すぎると十分な勾配がなかったり、場合によっては逆勾配になっている場合があります。床下の空間がどれくらいの高さなのかによっても、排水管の勾配は異なってくるため節水トイレに取り換える際には、竣工図に記載されている配管図(管理人室に保管されていることが多いです)を確認もしくは、設置業者に確認してください。

②排水管の材質

鋼管の場合は、配管の継ぎ手部分に錆コブができやすく配管の口径がどんどん狭くなり、つまりの原因になりやすいです。錆びない材質の塩ビ管の場合でも、トイレの場合は、尿石(尿から生成される石のように固くなる炭酸カルシウムが主成分のカタマリ)が排水管の口径を狭くするケースもありますので、特に排水管が長い場合は、設置業者につまりのリスクをご確認ください。

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なお、排水管がつまった場合、最悪のケースでは、水があふれだしたり、階下にその汚水が漏れ伝わることもあります。排水管が階下の天井に配管されている場合などは、階下の専有部の天井をはがして改修工事を行う等、多大な改修費用と賠償費用が必要になるケースがありますので、節水トイレへの交換をご検討される際は、十分、排水管のつまりのリスクの高さにご留意ください。

 

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