給湯管の更生工事は賢い選択か? 人手不足・インフレ時代のリスクと対策!!
近年、マンションの配管工事の現場では、人手不足や材料費の高騰といった問題が深刻化しています。 これまでのデフレ時代には、何年後かに工事を行っても、工事費用はほとんど値上がりせず変わりませんでした。 ところが、最近では、配管工事だけでなく大規模修繕の工事費用でも、かなりの勢いで値上がりしており、上がることはあっても、下がることはないと予想されています。 このように工事費用がどんどん値上がりしている中…
近年、マンションの配管工事の現場では、人手不足や材料費の高騰といった問題が深刻化しています。 これまでのデフレ時代には、何年後かに工事を行っても、工事費用はほとんど値上がりせず変わりませんでした。 ところが、最近では、配管工事だけでなく大規模修繕の工事費用でも、かなりの勢いで値上がりしており、上がることはあっても、下がることはないと予想されています。 このように工事費用がどんどん値上がりしている中…
ほとんどの分譲マンションでは、管理組合の理事は輪番制でまわってきますよね。 たまたま自分が理事のときに、給排水管の工事を検討・工事をする年にあたってしまうと、どうしていいかわからず、困惑してしまう方も多いのではないでしょうか。 「そもそも、どの配管から手を付ければいいの?」「どの工事業者に頼めばいいの?」「費用の相場ってどれくらい?」 といった疑問や不安を抱えたまま、解決策が見つからず途方に暮れ…
近年、マンションでの漏水事故が多発しており、それに伴い、大手損保会社の保険料が驚くほど値上がりしている状況をご存知でしょうか? 分譲マンションでは、漏水事故が起きると、管理組合が加入している『個人賠償包括特約』や『水濡れ調査費用特約』で保険申請を行うケースが多いですよね。でも、ここに大きな落とし穴があります。 保険金が下りて一安心…と思いきや、実は満期更新後、次の保険料が大幅に値上がりしてしまい、…
分譲マンションが定期的に行っている“大規模修繕”ですが、自分が理事になったときに、「実施時期が重なったら面倒だ」、「極力関わりたくない」と思われているかたも多いのではないでしょうか。 マンションによって実施する周期は異なりますが、短い所では12年サイクルで実施されるところもあります。 マンションを囲うように大掛かりな足場を組んで、外壁のタイルの補修やベランダの防水工事などを行います。 総会の議案書…
築25年以上のマンションにお住まいの方にとって、「配管をいつ交換すればいいのか?」「全て交換しなくてはいけないのか?」など配管の交換が頭を悩ませる大きな課題になっています。 今回の投稿記事では、マンションの屋内の共用部・専有部の給水管・給湯管・排水管それぞれの実際の寿命と交換時期の目安を、わかりやすく解説していきます。 また、理想の取替え時期がわかったとしても、修繕積立金が不足している場合や専有部…
マンション管理を管理会社に任せているが、このままでいいのかどうかよくわからない…、修繕積立金がかなり減ってきているけれど大丈夫…? そんな不安をお持ちの管理組合さんも多いのではないでしょうか? 今回の投稿記事では、マンション管理会社『クローバーコミュニティ』を経営されている深山(みやま)社長をお迎えして、対談形式でお話を伺います。深山社長は、マンション管理における透明性を徹底することで、『日本一修…
マンションの理事をされている方なら、こんな経験はありませんか? 「以前の総会で、この件について何か決議があったような。でも具体的にどうしていいのかよくわからないな」 管理組合の理事長や理事が交代すると、引継ぎがうまくなされず、決議された内容がうやむやになり、マンション管理上での弊害となることが往々にしてあります。 特に専有部配管の取替えルールは、理事が交代しても必ず引き継いでいきたい案件といえます…
分譲マンションや賃貸マンションでは、専有部の排水管の高圧洗浄を定期的に実施しています。 ただ、一般的に、高圧洗浄ではいくつかの課題があります。 一つは、排水管の曲がり角、エルボー部分へのダメージです。 洗浄中に高圧洗浄のホースがエルボーに擦れることで、管を傷つけてしまうリスクがあり、実際に高圧洗浄後にエルボー部分から水漏れが発生した事例も少なくありません。 二つ目は、洗浄残しが多いことです。 本来…
マンションでは、早い所では築25年あたりからでも、例えば専有部の給湯管といった配管からの漏水トラブルが発生し始めます。 住民の方にとっては、初めての経験ですので、突然の漏水でパニックになってしまう方も多く、また、最低限とっておくべき対応内容を知らないがために、漏水を起こした人との示談交渉が長引いてしまったり、もらえるべき賠償額が十分もらえなかったりすることが多いです。 今回の投稿記事では、もし分譲…
マンションの専有部で漏水事故が起きた場合、ほとんどの分譲マンションでは、管理組合の火災保険を使って、保険金を請求しているのではないでしょうか。 手続きとしては、それで間違ってはいないのですが、「どうせ、保険で出るから」と漏水事故が起こるたびに気にもかけずに請求していると、保険会社が支払った保険金が多くなりすぎて、次回の契約更新で保険料が大幅に上がるなど逆に損をすることになりかねません。 今回の投稿…
2024年12月12日に投稿した記事 「あなたのマンションは大丈夫? 劣化した配管に超驚き!! リアル画像で実例紹介!!」 はご覧いただけましたでしょうか? この投稿記事をご覧になった方は驚かれたかと思いますが、経年でマンションの給排水管は思った以上に劣化しているということがお分かりいただけたかと思います。 この先も長く住まれるマンションですから、早め早めに配管の保全をしていくことはとても大切で…
分譲マンションでは、管理組合主導で共用部や専有部の給排水管の取替え工事を行いますが、いざ実施しようとすると、「なぜ、そんなにお金をかけて大変な工事をしなくてはいけないのか?」といった懐疑的な意見が出るというのはよくある話です。 そのような意見が出るのは実態が見えていないからともいえます。 そこで、今回の投稿記事では、築年数が経過するとどのように配管が劣化していくのか、そしてその結果、どのようなトラ…
最近では、マンションのお風呂はユニットバスが設置されているところがほとんどですが、築古マンションでは、タイル張りといったいわゆる「在来工法の浴室」のところもまだまだあります。 こういった在来型のお風呂では、排水管や排水溝の劣化による漏水だけでなく、コンクリートや防水層の劣化による漏水も発生してきます。 このような漏水が発生した場合は、コンクリートを壊して、新たに防水層を敷き直す大工事になります。何…
このたびの石川県能登半島地震により、亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。 日本はほんとうに地震の多い国です。いつ何時、自分たちが住む地域に地震が起こるかわからず、正確な予想は誰にもできません。 であるならば、地震があっても慌てずに済むように耐震対策をしっかりしておきたいところです。 現状を申し上げると、1981年5月以前の旧耐震基準で建…
高経年マンションが直面する大きな課題の一つ、それが理事のなり手不足です。この問題を解決する方法として注目されているのが「第三者管理」です。 しかし、その裏では、住民に多大な不利益をもたらす可能性があることが社会問題化しています。 特に、管理会社が理事会の機能を兼務する「管理者管理方式」では、牽制機能が弱まり、無駄な工事が実施されたり、高額な見積もりがそのまま通ったりするリスクが指摘されています。 …
著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大 JR西日本による新幹線導入のための検証報告 この検証結果を受け、JR西日本様には20年以上にわたり新幹線車両に尿石対策装置として設置されております。 また、全国各社のJR様の駅舎や車両にも数多く、納入され続けております。 日本道路公団による検証報告 この検証結果を受け、全国の約100箇所のパーキングエリア、サービスエリアで利用されております。 なお、…
おかげさまで配管保全センターには、日々多くの管理組合さんや1棟賃貸マンションのオーナーさんから配管保全に関するご相談をいただいております。 現時点では、特に、東京、千葉、埼玉、神奈川を中心に対応しておりますが、工事案件が急増しており、受注後、多くの案件で工事着工まで数ヶ月お待ちいただく状況が続いています。 さらに、最近では大阪、福岡、愛知、札幌、静岡、兵庫など、全国各地からのご相談も増え続けていま…
こんにちは、配管保全センター株式会社です。エルセ保険についての重要なお知らせをお伝えします。 エルセ保険は、配管保全センターとエイ・ワン少額短期保険株式会社が共同で開発した、マンションの給排水管保全に特化した保険です。 エルセ装置を設置したマンションにおいて、経年劣化による漏水をカバーする国内初の画期的な保険として、多くの方にご利用いただいております。 エルセ装置の効果により、給排水管の内部腐食や…
トイレが詰まるトラブルは、築年数が経過するほど、発生リスクが高まります。 実は、トイレの詰まりには、住民の使用習慣だけでなく建物の構造的な問題など様々な原因があります。 今回は、マンションでよく起こるトイレの詰まりについて、 皆さんでも詰まりの危険度がわかるチェック項目についてお話します。 分譲マンションの管理組合の理事会のみなさんや1棟賃貸マンションオーナーさん、そしてマンションにお住まいの方々…
現在、多くのマンションでは大規模修繕計画に則って、外装塗り替えなども含めた大掛かりな修繕工事を定期的に行っています。 周期としては、12年~15年といった周期で実施しているところが大半です。 安心してマンションライフを過ごすため、資産価値維持のために、大規模修繕はもちろん必要ではありますが、果たしてそういった周期で行う必要があるでしょうか? 多くの管理組合では、修繕積立金不足の問題を抱えており、…