2022年11月2日
この記事のカテゴリー : 排水管の保全
イラスト①
画像①
2日目に全ての階の既存の排水管の立管2本を取替えます。 画像①の「排水管取替え作業中」のところです。 コンクリートを斫り、鋳鉄管が抜かれた様子がわかります。 画像①の「新規配管取替え後」で遮音カバーに入った新しい配管が取り付けられたことがわかります。新しい排水管の材質はイラスト②に示したように、耐火仕様の塩ビ管で、立管部は遮音カバーに挿入して配管します。イラスト②
3日目に、全ての階の仮復旧を行います。新しいパネルを貼るために、まず補強のボードを貼りつけていきます。 なお、実際の工事では、2日目に3日目の仮復旧まで終わらせてしまいました。 4日目に全ての階のパネルを貼りつけます。 パネルを貼ってコーキングした様子を動画でご覧ください。 新しいパネルを上から貼りつけるので、どうしても5mm程度の厚みの段差ができてしまいますが、事前に住民の方にはご説明していたことと、仕上がりは綺麗になりましたので喜んでいただけました。 ご参考までに、他の階での例を画像②でご覧ください。画像②
鏡のサイズや棚の数等は、標準のものを管理組合で事前に住民の方に説明し、工事前の全室調査の際に、パネルの色や棚の数等をヒアリングして、それぞれの階のリクエストに応じて仕上げました。 全ての階で、既存の壁の仕様が異なっていましたが、無事、工事を終えることができました。