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給水ポンプ不足‼ 今すぐしておくべきこと

2022年3月26日
この記事のカテゴリー : 配管に関する知識

2022年3月19日の投稿記事「原材料乱高下 半導体不足 マンションの配管材料の値上げ事情」でも触れましたが、現在、主に半導体の供給不足の影響により給水ポンプを注文しても、いつ納入されるのかがわからない状態となっています。

そうこうしているうちに、ポンプが故障して、水が出ない状態になるのは、想像するだけでもぞっとしますよね。

ということで、今回は、緊急事態ともいえるポンプ不足の今、分譲マンションの管理組合さんがすぐにでもしておくべきことをお話しますので、ぜひ最後までご覧ください。

供給不足の対象となっているポンプは、直結増圧ポンプ、揚水ポンプ、加圧ポンプといったマンションの給水ポンプ類全てです。

今すぐしておくべき5つの項目

それでは、今すぐしておくべき5つの項目をあげます。

①各世帯での水の確保

1つ目が、当然、「各世帯での水の確保」ですね。防災の観点から簡易式のタンクを支給する管理組合も増えていますが、ペットボトルの水を備蓄しておくといったことは普段から最低限、励行しておくべきですね。

②なるべく早めに発注

2つ目が、「なるべく早めに発注」ということで、今、発注しても半年程度はかかりますので、管理組合さんの中には、とくかく先に注文しておこうというところも増えてきています。

昨年から待ち行列ができています。

キャンセルしてもキャンセル料が発生しないか確認の上、なるべく早めに注文だけはしておくことをお勧めします。

早く注文しておいたところから納入されていきますので、注文しないうちは、どんどん待ち行列の最後尾にも並んでいないということになります。

③なるべく故障しないようにポンプの部品交換

それから3つ目が、「なるべく故障しないようにポンプの部品交換」をしておくということです。

今、新しいポンプを注文しても納品まで半年近くかかる可能性が高いので、交換時期が迫っているところは特に、新しいポンプの注文と合わせて、故障しそうな部品だけでも早急に交換しておいて、故障して水が出なくなるという事態を避けるようにすることをお勧めします。

④停電時、故障時の水の確保場所の確認

4つ目は、「停電時、故障時の水の確保場所の確認」です。

こちらは、以前の投稿記事の「マンション住民必見! 災害時の停電‼ 生活水の確保方法」で、お話しております。実際に水が止まっても、マンション内で少しでも水を確保できる方法があります。先日も大きな地震がありましたし、電力需給ひっ迫の警報が初めて出されたということもあり、備えあれば憂いなしということで、ご覧ください。

⑤水が出ない場合のルール設定と全世帯への周知徹底

それで、最後は「水が出ない場合のルール設定と全世帯への周知徹底」です。

こちらも、概要欄にリンクを貼ったさきほどと同じ投稿記事で少し触れていますが、
・共用部の散水栓の利用ルール
・直結増圧ポンプ方式の場合の水の停電時の共同利用ルール
を管理組合で設定して、全世帯に周知徹底しておくことをお勧めします。

なお、1棟賃貸マンションのオーナーさんの場合は、そういったルール設定や住民への周知徹底はなかなか難しいでしょうけれど、ポンプ類の納期がとても長くなっている一大事といっていい状況ですので、早め早めに対応されることをお勧めします。

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