2022年2月5日
この記事のカテゴリー : 漏水に関する保険
表①
築40年以降を黄色で示しておりますが、築35年以降になると、現時点では保険料の金額設定が変わらないので、築35年からの5年間と同じ金額になっています。 ただし、2022年10月に予定されている値上がりで、どのように設定が変わるかは不明ですが、おそらくかなりの値上がりになると想定されます。イラスト①
それでは、配管を取替えるとなるといくらかかるかですが、イラスト①にあるような共用部の給水管、排水管、専有部の給水管・給湯管を全て取り換えると相場的には100世帯で内装復旧費込みで1億円は必要となります。 さらに、専有部の排水管も別タイミングで全て取り換えるとなると、相場的にはプラス5千万円程度は必要でしょう。 いずれにしても、築年数が進むと老朽化も進むのでマンションの維持管理費は高くなっていく傾向にあります。これらの配管の保全費用と火災保険の金額をいかにバランスよく抑えていくかについては、別の投稿記事でお話する予定です。