こちらが、今回、ご紹介する5つの対策です。
① 水道メーターまわりの配管やバルブの取替え
② 減圧弁の取替え
③ 高架水槽方式なら新たにポンプを設置
④ 高架水槽方式から直結増圧方式への変更
⑤ 配管の洗浄・延命・再生・取替え
これらの対策には、高額な費用が必要となるケースもありますが、いずれにしろ対策を講じないとシャワーの水圧低下にとどまらず、漏水事故につながることにもなりかねません。
水圧低下は、マンション全体の配管を保全するにあたってのサインともなりますので、是非最後までご覧ください。
なお、これらの対策を講じる前に、まずは、管理組合に2、3世帯の水道メーターをはずして、水圧を測定してもらうことをお勧めします。心地よいと感じるシャワーの水圧には個人差があるので、具体的にどれだけの水圧があればいいかを定義するのは難しいですが、水圧の目安としては0.2MPa(メガパスカル)あたりが、標準的な値といえます。