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月額定額制 給排水管の取替えサービスのお知らせ

2021年12月10日
この記事のカテゴリー : 修繕積立金・専有部の取り扱い

築30年以上の管理組合さんや賃貸オーナーさんの多くは、次のようなお悩みをお持ちになっていると思います。

「給水管や排水管が老朽化してきたので取替えを行いたい。でも他の大規模修繕も行う必要がある。平行してどちらも実施するとなると資金不足となってしまう。結果的に、すぐに給水管や排水管の取替え工事を実施したくてもなかなか実施できない....」

配管の取替え工事は、本来ならば優先されるべきものですが、後回しにされることで漏水リスクが高まり、マンションの価値も下げてしまうことにもなりかねません。

そこで、今回、ご紹介するのは、配管保全センターが提案する月額での定額制のメンテナンスサービス契約です。この定額サービスをご利用いただくことで、他の大規模修繕と平行して給水管や排水管の取替えを実施することが可能となります。

通常であれば、工事の支払いは、修繕積立金からの一括支払いか、ローンでの支払いとなりますよね。

月額の定額制であれば、修繕積立金不足の問題で、やるべき工事に手を付けられないといったお悩みや、いつ漏水するかわからないという不安から解消されます。

動画

 

月額定額制 給排水管の取替えサービスの概要

それでは、月額定額制の給排水管の取替えサービスの概要をご説明します。

まず、契約期間としては5年から8年が基本となります。

配管を取替えるための工事費用を契約期間の5年~8年で分割して支払うことになります。分割払いにも関わらず、総支払額は、工事内容にもよりますが、一括払いでの相場よりも安くなるケースが多くなるといえます。

なお、工事自体は、契約当初に実施しますので、工事業者の倒産のリスクはほぼありませんし、工事業者が倒産しても不具合の保証を10年間カバーする瑕疵保険に加入することが原則ですので、分割支払いによるお客さん側のリスクはほとんど、ありません。

また、4年以下の契約として総支払額を少なくしたり、総支払額は多くなりますが、10年、15年といった長い契約期間にして月々の支払額を少なくすることも、条件によっては可能です。

このサービスの対象となるのは、基本的には、共用部の給水・給湯・排水管、その他、増圧ポンプや受水槽といった給排水設備です。

また、専有部の給水管・給湯管・排水管も対象にすることが可能ですが、各区分所有者との個別での契約ではなく、管理組合との契約か、1棟賃貸オーナーさんとの契約となります。

なお、万が一、配管の取替え後にトラブルが起きたとしても、無料での対応をいたします。また、先ほどの10年間の瑕疵保険にも加入しておりますので、ご安心ください。

対応地域は、当面は東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県の特定の箇所となります。1都3県の詳細な地域については、配管保全センターのホームページの対応エリアをご確認ください。概要欄にもリンクを貼っておきます。

1棟の賃貸物件を対象とした大規模修繕関連の月額定額制メンテナンスサービスは、以前、配管保全チャンネルでもご紹介した「メンパク」を活用できますが、給排水設備の取替えでは、おそらく国内初のサービスになると思います。

サービス活用のメリット

それでは、今回ご案内するサービスを活用した際のメリットについてお話します。

今回の月額定額制での給排水管の取替えサービスのメリットとしては、まず、なんといっても、給排水管の取替え費用の総額が、一括払いの支払総額の相場よりも安くなるケースが多いことです。

「えっ?なんで、そんなことが出来るの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、この配管保全チャンネルのホームページの勉強部屋にある「いくらかかるかシリーズ」でも、いつも、かなり安めの費用での工事事例をご紹介していますが、安さの裏付けとしては、中間マージンを極力省いた体制であること。また、熟練工により短期間での集中工事を行っていることなどがあげられます。また、当サービスを実施するためのファイナンス面での課題をクリアできる提携会社との連携で、みなさんにお喜びいただける価格帯でのご提供を実現できました。

提携会社は日本全国の住宅リフォーム業者を中心に、関係する商材メーカー・商社・不動産業者・保険業者・物件所有オーナーさんにより構成されており、住生活新聞も発行している一般社団法人優良リフォーム支援協会で、とても信頼のおける組織ですのでご安心ください。

ケースバイケースとはなりますが、今までの更新工事の見積もり額を基にシミュレーションしてみましょう。例えば、給水管の立管と全戸のメーターユニットを取替えた場合、月額定額制サービスを8年契約で利用しても、世帯あたりの支払総額が約15万円程度で、更生工事よりも安くできる可能性があります。この場合、月々の支払い額は世帯あたり1500円程度です。

また、別の例として、雑排水管の立管を取替えた場合を見てみましょう。月額定額制サービスを8年契約で利用しても、世帯あたりの支払総額が約22万円となり、月々では2300円の支払いとなる場合もありえます。

「給排水管の取替えの見積りを取ってみたけれど、月額定額制の給排水管の取替えサービスを利用すると、自分ところは、いくらくらいになるのか知りたい」という管理組合さんやオーナーさんも、お気軽にお問合せください。

それから、給排水設備の取替え工事のために、修繕積立金を一気に取り崩したり、金融機関から融資を受ける必要もないので、その分、雨漏りで困っている外壁塗装のやり直しや、バリアフリー化といった大規模修繕も平行して実施可能となります。なお、他の大規模修繕項目についても、この月額定額制サービスを適用できる可能性もありますので、お気軽にご相談ください。

それから、分譲マンションでは築年数が経って漏水事故が増えてくると、管理組合向けの火災保険の保険料が、更新のたびに、これまでの何倍もの金額に値上がりしますよね。事故があまりにも多くて、保険会社から継続更新を拒否されてしまうケースもあります。今回の、月額定額制サービスで給排水管を取替えることができれば、悩みのタネであった管理組合向けの火災保険の金額を大幅に値引きできる可能性もあります。

また、賃貸オーナーの方にとっては、給排水設備を取替えた場合、保守料扱いとなりますので、契約期間と3~5年とすれば、その期間で全額費用計上できることになります。

不動産投資の表面利回りではなくネット利回りを向上できる嬉しい手段でもあります。

それと、いつもお話していますが、給排水管の漏水や詰まりのリスクは、共用部ではなく専有部のほうが圧倒的に高いといえます。

とはいえ、専有部は各区分所有者に保全の責任があり、管理組合としては、管理しにくいですし、専有部の配管の取替えを行うほど修繕積立金の余裕もないのが実情と思われます。

また、専有部の給排水管の取替え工事は高額になることが多く、世帯あたり50万円から100万円程度必要になってくるでしょう。

それに対して、月額定額サービスではオプションとして、給排水管の延命装置の設置も行っています。

世帯あたり月々600円~千円程度で延命装置を設置することで、専有部の給排水管の漏水や詰まりのリスクを抑えることも期待できます。

給排水管の延命装置としてマンションでは最長30年以上の実績(現在も連続稼働実績を更新中です)を持ち、多くの公共施設やホテル、新幹線にも導入されている信頼のおける延命装置です。これについて詳しくは、配管保全センターのホームページの勉強部屋にある「流動式セラミックス方式」の投稿記事をご覧ください。

サービス開始までの手続き

それでは次に、サービス開始に至るまでの手続きをご説明します。

I. まずは、メール、お電話にてお気軽にお問合せください。

II. 次に、現地調査を行い、取替え工事費用の算出を行うための調査を実施します。また、竣工図面や決算書類、総会議事録といった関連書類を拝見いたします。

III. 理事会や修繕委員会にて、現在お住まいのマンションに、この先何年住み続けるのかといったご要望等を伺い、総合的にディスカッションさせていただきます。そのうえで、今回のサービスで取替え対象となる配管や設備、メンテナンスサービス期間、点検サービスやそのほかの配管のトラブル対応、オプションでの延命装置の設置といったサービス内容の詳細を決めて、月額サービス料を提示させていただきます。なお、場合によってはお断りさせていただくこともありますので、その点はご了承ください。

IV. サービスを利用するにあたり、総会で同意を得ていただく必要があります。そのための住民説明会や総会向けの書類作成を支援させていただきます。また説明会や総会での説明も必要に応じて行います。ここまでの手順は原則として無料ですが、専有部の更新も行う場合、管理規約の改定等も必要になる場合があります。作成に時間を要する場合は、提携のマンション管理士等を派遣いたします。事前にご了解を得たうえで派遣料は別途、お支払いとなります。

V. 総会可決後、月額定額サービスの契約を締結いただきますが、契約は配管保全センターの提携会社との締結となります。

いかがでしょうか。今回の投稿記事では、毎月少額の支払いで配管の取替えができる月額定額制の給排水管の取替えサービスをご紹介しました。分譲マンションの管理組合さんや、賃貸オーナーさんにとっては、たいへん嬉しいサービスだと感じていただいているのではないでしょうか。

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