2019年7月27日
この記事のカテゴリー : 流動式セラミックス方式
著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大
配管交換 (更新工事) ※1 | ライニング 更生工事 ※2 | エルセ工法 ※3 |
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戸あたり費用目安 | 53万円 ~ 145万円 | 30万円 ~ 50万円 | 6万円 ~ 16万円 |
※1:国交省「マンション専有部分等の配管類更新による 再生事例調査報告書」を参考に掲載
出展:国交省の資料(8ページに掲載)をもとに弊社にて編集
同時工事項目 | 専有部 | 共用部 | 戸あたり工事費 最小~最大 | 平均額 |
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雑排水管+汚水管 | 2 | 2 | 46.2~59.4万円 | 52.8万円 |
給水管+給湯管 | 7 | 4 | 49~90万円 | 64.6万円 |
給水管+雑排水管 | 2 | 2 | 36.8~70万円 | 53.4万円 |
給水管+給湯管+雑排水管 | 8 | 7 | 35.7~174万円 | 111万円 |
給水管+雑排水管+汚水管 | 1 | 1 | 70万円 | 70万円 |
給水管+給湯管+雑排水管+汚水管 | 2 | 2 | 116~174万円 | 145万円 |
給水管+給湯管+雑排水管+汚水管+ガス管 | 2 | 2 | 122.5~154万円 | 138.3万円 |
・専有、共用欄の数字は交換工事を実施した管理組合数
複数種類の配管を交換する場合の平均額は50万円を超え、専有部の給水管・排水管の全てを交換する場合の平均額は145万円で、かなりの高額な費用を必要としています。
なお、専有部の給水管・排水管がコンクリートの中に埋められていたり、浴室がコンクリート造りの旧モデルであったりすると、コンクリートをはつったり防水もやりかえる必要がありさらに費用は高額となります。
また、階下の天井に給排水管が配管されている場合は、階下の協力が必要となります。
・露出配管にするにしても耐震の関係等で壁に穴をあけられない
・内装の品質が高いため仕上げ費用が高額
・共用部の竪管の数
・水回りの設備がまとまって配置されているか離れた位置に配置されているか
等によっても必要な費用は異なってきます。
参考:配管保全センターから提示した取替え工事の見積り額サンプル(単位:万円) [table “34” not found /]
【関連ブログ】
⇒マンションの配管の延命工法の費用と保証内容を比較してみました
⇒漏水保険と組み合わせた延命工法
※2:弊社調べ。給水管・排水管のどちらか一方のみを行った場合、戸あたり15万円~25万円が相場となっており、今回の比較は給水管・排水管の両方を行う前提により、2倍の金額を掲載
※3:ワンルームかファミリータイプか、受水槽の有無等により変動します。本体価格にプラスして設置工事費が必要となります。設置工事費も世帯規模によって大きくことなりますが、目安としては本体価格の10%~25%の金額となります。
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