2024年9月21日
この記事のカテゴリー : 給排水設備の更新費用

割引いたあとの提示額としては、標準価格の35%〜50%といったところが多く、実際の見積り額としては、150万〜200万円程度といったところです。
なお、直結増圧ポンプの価格は値上がりが続いており、この価格は当投稿記事を作成している2024年9月あたりの相場の金額ですので、ご注意ください。
インターネットで検索すると、かなり安い値段で売られている場合もありますが、こういったものは、キャンセルされて横流しされたものであったりと、メーカーからの保証やメンテナンスサービスを受けられないことも多いので、お勧めはできません。
そのほか、ポンプの本体価格に加えて、ポンプをコントロールするための制御盤の設置や電気工事、既存ポンプの撤去、配管や弁類の部品代、さらに人件費といった付帯費用が必要になります。
ポンプの本体費用と、それらの付帯費用を合せて、工事費用としては250万〜400万円程度といったところが、直結増圧ポンプの交換費用の目安となります。
ポンプの本体価格は安く見せて、付帯費用を高く見積る場合や、逆に、ポンプの本体価格を高く設定し、付帯費用は安く見積る場合など、業者によって、そのあたりは変わってきます。
特に、受水槽をやめて直結増圧化する場合には、増径工事に伴って敷地内の道路等のコンクリートやアスファルトを壊すハツリ作業や、メーターバイパスユニット台などの追加費用がかかることがあります。
状況によりケースバイケースで費用が変動します。
給水ポンプの交換時期やオーバーホールについての考え方については、こちらの投稿記事も参考にしてみてください。
「給水ポンプの交換時期とその費用」
ポンプによって、早く壊れる物と、長く持つものがあるので、必ずとは言えませんがオーバーホールを行うとすれば、8年目に実施するのが最も効率が良いとされています。
ただ、オーバーホールすることで必ず寿命が延びるという保証はないのでご注意ください。
なお、10年を越してからオーバーホールを行っても、それほど寿命は延びないケースは多いとも言われています。
今後、マンションのポンプ交換や給排水設備の保全についてお悩みの方は、ぜひ一度、ご相談ください。ご興味のあるかたは、お気軽に配管保全センターにご相談ください。
