2022年7月15日
この記事のカテゴリー : 給排水設備の更新費用
イラスト①
こちらの配管保全センターにも、「長期修繕計画に載っているので更生工事を検討したいが、費用もかなりかかるらしい。実際のところどうなのだろう」といったお問い合わせを、毎日のようにいただいています。 今回の投稿記事では、マンション専有部の給水管・給湯管の更生工事を行うにあたっての注意点と費用相場について、お話しようと思います。 配管の保全を考えるなら、配管を全て新しくする更新工事がベストと言えますが、この更新工事と比較して、費用にどのくらい差があるのかについてもお話しますので、是非最後までご覧ください。
表①
築30年未満であれば、どの更生工事業者でも請け負う可能性が高いです。 築30年以上、築40年未満だと、更生工事の実施中に漏水したり、配管が破損してしまうおそれがあり、対応する業者は首都圏であれば、3社程度に絞られます。なお、対応可能としている業者でも、配管の状況が悪ければ断る場合もあります。 築40年以上になると、配管の状況がよければ、請け負う場合もありますが、対応する業者はかなり限られてきます。これまでに一度、更生工事を実施していて、配管の状態がそれほど悪化していなければ、対応する業者は多少増えるでしょう。表②