2019年7月27日
この記事のカテゴリー : 流動式セラミックス方式
著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大
水道メーターの二次側に設置します。
マンションであれば受水槽の手前もしくは増圧ポンプ二次側に設置します。「エルセ」は水の中の成分を取り除くわけではないので、ご自宅の水道メーターの二次側に設置することができます。それにより飲み水だけでなく、家の中で水を使う場所(お風呂・洗濯・トイレ・庭木の水やりなど)すべてで、機能化された水を使用することができます。
約半日~1日で完了します。
施工自体は難しいものではないので、早いところで数時間~半日、長くとも1日程度で完了する場合がほとんどです。また給水工事なので作業中、1~2時間程度の断水時間が発生することがあります。状況により異なりますので、設置する際には前もって掲示板等で通知させていただきます。
個別宅での設置も可能です。
マンションやアパートなどの集合住宅の場合でも、必ず個別に水道メーターがありますので、そちらに設置することが可能です。分譲マンションであればまずは管理組合や管理規定等で確認をお願いします。また賃貸物件での設置は、事前にオーナー様からの許可が必要な場合がありますのでご注意ください。
浄水ではなく水そのものの性質を変化させます。
「エルセ」は、内部に充填されている特殊なセラミックスを水流によって流動・衝突させることにより、微弱な電気的エネルギーを発生させ、水にプラスの電荷を与えることで、水が本来持っている「浸透力・洗浄力・抗酸化力」などの力を高める装置です。一般的な浄水器は水の中に含まれている成分を取り除く、いわば「ろ過装置」ですが、「エルセ」はろ過ではなく水そのものの性質を変化させる「活水装置」です。
もちろん大丈夫です。カルキ臭の緩和効果もあります。
「エルセ」は水の成分を取り除くことがなく、逆に何か特殊な成分を添加するわけでもありません。例えるならば、普通の水を構造的に天然の水に近づけるようなイメージです。 また、プラスチャージされた水には水道水のカルキ臭を緩和させる働きがあります。 さらには宮崎大学医学部との共同研究により、「エルセ」の水は酸化のストレスに抵抗する力(=抗酸化力)をもっていることがわかっています(第83回日本生理学会にて発表)ので、安心してお飲みいただけます。
衛生上の理由で必要とされる塩素はあえて残します。
水道水に含まれる塩素は、「殺菌(雑菌の繁殖防止)」という重要な役目を担っています。浄水器などを通した水(=塩素を取り除いた水)は、汲み置きができなかったり、自動製氷機能付きの冷蔵庫などでは使用できないなどがあります。エルセの水は塩素の消毒作用は残したまま、上記のように嫌なカルキ臭を軽減することができるので、安心・安全にご利用いただけます。
剥離した鉄成分は分子レベルでほんの少しずつ水道水に混ざって蛇口から出てきます。
経年劣化が進む水道管では、赤水成分が右肩上がりに増加して、水道水が赤水になっていきます。水道水の鉄濃度は増加傾向にあり、放っておけば今後も増え続けることになります。
「エルセ」を導入することで、赤水成分の発生を抑制し、鉄濃度は右肩下がりになっていきます。錆コブの鉄成分は分子レベルで剥離され、当初は鉄濃度をほんの少し増加させますが、通常は3か月程度で落ち着いてきます。
結果的には、「エルセ」を設置せずに放っておくほうが、鉄濃度が高まりますので鉄濃度が気になる方にとっても「エルセ」を設置したほうが望ましいといえます。設置当初、どうしても気になられるようであれば、飲み水の蛇口に簡便な浄水器を設置されればよろしいかと考えます。
「エルセ」本体の中は半永久的に汚れません。
「エルセ」に使用しているセラミックスは高温で焼成しており、ろ過装置に使われるような素材と比較して表面積が小さくガラス質になっています。水の中の成分を吸着することがなく、さらには使用時に流動・衝突することでセラミックスの表面に汚れが付着することもありません。定期的な洗浄や交換が必要なく、半永久的にお使いいただけます。30年前に設置したエルセが現在も稼働して効果を出し続け稼働しています。