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排水管立管の交換 断水の日数は? 階別の断水日数を算出!
2025年7月24日
この記事のカテゴリー :
排水管の保全
分譲マンションの理事会や賃貸マンションのオーナーの皆さん、こんなお悩みをお持ちではありませんか? 「排水管の立管交換って、断水が何日も続くんじゃないの?」 「住民の皆さんに何日も断水をお願いするなんて、とても無理だろう」 「断水日数がどれくらいになるのか想像がつかないから、工事に踏み切る決断ができない」 実は、多くの理事会やオーナー様が、このような不安から立管交換工事を先延ばしにしています。 しかし、正確な情報を知らないまま判断を避けていると、配管の劣化はどんどん進行してしまいます。
今回の投稿記事では、排水管の立管を交換する際、断水が何日必要かについて詳しくお話します。 断水の日数は、あなたが何階にお住まいかによって変わります。 この投稿記事をご覧いただければ、立管交換工事の際に断水スケジュールを適切に組むことができ、理事会での検討がより容易になるかと思います。 また、施工業者選定の際の重要な判断材料ともなりえますので、ぜひ最後までご覧ください。
動画
■階別の断水日数の割り出し方
立管交換工事の基本的な作業工程
断水の日数をお話する前に、世帯単位でみたときに、立管の交換工事には何日必要かということについてお話します。 慣れている業者であれば、以下のどちらかのパターンで交換工事を行うことが可能です。 ① 2日間工程 • 1日目:開口作業及び配管交換 • 2日目:内装復旧作業 ② 3日間工程 • 1日目:壁、床、天井等の開口作業 • 2日目:配管の交換作業 • 3日目:内装の復旧作業 この工程の違いは、施工業者の技術力と経験値だけでなく、建物の構造や配管の状況など、後ほど詳しく説明する様々な要因によって決まります。 熟練した工事業者の場合、効率的な作業を段取ることで2日間での工事完了も可能です。 一方で、経験の浅い業者や段取りの悪い業者の場合、1週間にわたる工事になってしまうことも珍しくありません。 工事が長期化すると、住民の皆さんに一時的な退去をお願いしなければならないといった事態も発生します。特に高齢者世帯や小さなお子様がいる世帯にとって、一時的な退去は大きな負担となります。 工事期間が短縮できれば、住民の皆さんの負担も大幅に軽減され、一時的な退去の必要もありません。業者選定の際は、過去の実績と世帯あたりでの工程をきちんと確認することが重要です。
住民の皆さんへの影響と対策
先ほど①や②で示したような短い作業工程であれば、立管交換の工事期間中、住民の皆さんは基本的に居住し続けることができます。 一時的な退去の必要もありません。 ただし、立管を交換する際には、立管が埋まっている各階のコンクリートを壊す時に、かなり大きな騒音が発生することを、事前にご了承いただかなければなりません。 この騒音は、テレビを観ていられないほど大きく、通常の生活騒音とは比較にならないレベルです。 そのため、貴重品を適切に保管した上で、業者に鍵を預け、ショッピングモールやスーパー銭湯などで時間を過ごされる住民の方も多くいらっしゃいます。
断水のタイミングと時間帯
それでは断水の日数は何日になるのかについて、詳しくお話します。断水が発生する時間帯は基本的には朝9時から夕方17時あたりまでが目安となります。 この時間帯以外の夜間や早朝は、水道のご利用が可能になる場合が多いです。
ブロック分けによる工事の進行方法
排水管の立管の交換工事は、1階から最上階までの各系統ごとに、縦割りのブロックに分けて進行します。 理想的な条件下では、1階から10階までの縦系統の10世帯分の工事を1日で完了する場合もありますが、通常は3~5階の5世帯分を1ブロックとして作業を行います。 ブロック分けは、後述する要因を総合的に判断して決定されます。
14階建てマンションの例
例として14階建てのマンションで5階分を1ブロックとした場合、以下のような工程となります。 • 初日:1階~5階の途中、下半分までの交換 • 2日目:5階上半分~9階下半分までの交換 • 3日目:9階上半分~14階の交換 この例では、5階と9階が2日間の交換工事となりますが、これは、配管の連続性を保ちながら効率的に作業を進めるために、どうしても2日間にわたる工事が必要になります。
上下階の関係性と断水の仕組み
排水管工事において理解しておくべき重要なポイントは、上下階の関係性です。 排水管は重力を利用して上階から下階へと汚水を流す仕組みになっているため、工事中に上階で水を使用すると、その排水が下階で作業中の配管から部屋内に飛び散ってしまう可能性があります。 そのため、下階で立管の交換作業を行っている間は、その系統の上の全ての階が断水となります。これが階によって断水日数が異なる理由です。
階別断水日数の具体例
先ほどの14階建てマンションで、5階分を1ブロックとして作業する場合の断水日数をご説明します。
1階~4階:断水1日
• 初日の交換作業時のみ 1階から4階の住民の皆さんは、最も断水日数が少なく、工事の影響を最小限に抑えることができます。 初日の工事完了後は、通常通り水道をご利用いただけます。
5階~8階:断水2日
• 初日:1~5階下半分までの交換 • 2日目:5階上半分~9階下半分までの交換 中層階の住民の皆さんは、2日間の断水をお願いすることになります。
9階~14階:断水3日
• 初日:1~5階下半分までの交換 • 2日目:5階上半分~9階下半分までの交換 • 3日目:9階上半分~14階交換 9階から上の住民の皆さんは、最も多い3日間の断水をお願いすることになります。
■工事期間に影響するさまざまな要因
排水管の立管の交換工事の期間と何階分を1ブロックとするかは、様々な要因によって大きく変わります。 これらの要因を事前に詳細に調査することで、より正確な工事計画を立てることができます。
<立管に関する要因>
1世帯あたりの排水管立管の本数
マンションの設計により、1世帯あたりの立管本数は大きく異なります。 シンプルな間取りでは立管が1本だけの場合もありますが、ファミリータイプで広めの間取りでは1世帯に3~4本の立管がある場合が多いです。 立管が多いほど、その分、交換しなくてはいけない本数が増えるので、作業工程は長くなります。
上下階を仕切るコンクリートいわゆるスラブの厚さ
スラブの厚さはマンションによって異なり、一般的には15cm~20cm程度です。 厚いスラブほど当然ながら、交換作業に時間がかかります。
立管とガス管等の近接度合い
立管の周辺にガス管、電気配線、通信ケーブルなどが近接している場合、これらの設備を損傷しないよう特別な注意が必要です。 近接度合いが高いほど、慎重な作業が求められ、工事時間が延長される可能性があります。
ガスメーターや他の設備が交換作業の邪魔にならないか
パイプシャフト内にはガスメーターや給水管・給湯管が配置されていますが、レイアウトによっては、排水管交換のための作業スペースが十分に取れない場合があります。 そのような場合は、一時的にそれらの設備を移動させる必要があり、工事の工程が長くなります。
<各世帯の横引き排水管に関する要因>
立管と各世帯の横引き管の接続部のコンクリートへの埋まり度合い
排水管立管と各部屋の横引きの排水管の接続部がコンクリートに深く埋まっている場合、その分、壊さなくてはいけないコンクリートの量が増えるので、作業時間が長くなります。
各世帯の横引き管の同時交換の要否
各世帯の横引き管が樹脂管の場合は、立管のみを交換することが多く、その場合は立管が入っている壁だけを開口して工事できます。 一方、横引き管が鉄管の場合は、立管とともに横引き管も併せて交換することがあり、その場合は、床も開口しないと横引き管を工事できないので、内装復旧作業の費用が高くなります。
スラブ上配管かスラブ下配管か
各世帯の横引き管が上下階を仕切るコンクリートのスラブの上側に設置されているか下側に設置されているかにより、工事方法が大きく異なります。 スラブ下配管の場合、下の階の天井からアクセスする必要があり、作業の難易度が高くなります。
<内装復旧に関する要因>
壁がブロック造の場合の復旧方法
壁がコンクリートブロック造で、復旧時もブロック造にする場合、何日も工程が必要となります。 1日でブロック造の復旧をするという業者は、手抜き工事をしている可能性があり、地震等でブロックが倒れて来る危険性があるので注意が必要です。
浴室の解体や浴室の壁の開口の要否
浴室内を通る排水管立管の場合、浴室の一部や全部を解体しなくてはいけない可能性があります。 ユニットバスの一部や全部を解体する場合には、かなりの日数と費用がかさむことになります。
<施工業者に関する要因>
施工業者の技術熟練度
熟練の施工業者ではない場合、世帯あたりの作業が1週間近くかかり、一時的な退去が必要となったりしますので、業者選びはとても大切です。
下請けの階層
元請けが直接行うか、2次請け、3次請けの下請けが行うかでも工程の組み方が変わります。また、各社のマージンが乗るので工事費用も高めになります。
何人で作業するか
職人の数を増やせば、1日で交換できる階数は増えると言えます。 ただ、あまりにも人数を増やしすぎると、人が多すぎて作業場所が混雑して逆に非効率になります。
まとめ
排水管の立管の交換工事は、実績が豊富で熟練した施工業者を選定することで、住民の皆さんの負担を最小限に抑えることが可能です。 工事にあたっては、該当する住民の方には在宅していただく必要があり、いかにスムーズな工事日程を組めるかということも施工業者に求められる重要なスキルとなります。 また、工事完了後のアフターサービス体制も重要な選定ポイントです。トラブル発生時に迅速に対応できる体制があるか否かも確認しておくことをお勧めします。 配管保全センターでは、排水管の立管の交換工事を円滑に進めるため、住民に賛同してもらうための支援や、適切な業者選定まで、中立的な立場でサポートしております。 住民説明会の開催支援、工事仕様書の作成、複数業者からの見積もり比較検討など、理事会やオーナー様の負担を軽減するための様々なサービスを提供しています。 排水管の立管の交換工事の検討でお困りの際は、配管保全センターまで
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