2024年6月25日
この記事のカテゴリー : 給水・給湯管の保全

3つのケースについてそれぞれの場合の取替え費用の目安を示しています。
一つ目のケースはリフォームやリノベーション時に同時に給水・給湯管を取り替える場合です。
リフォームで床や壁を開口した際に、配管を替えることができるので、給水・給湯管両方の配管の取替え工事自体は、世帯あたり15~30万円程度で可能といえます。
配管設置後の内装復旧については、リフォームやリノベーションの会社が仕上げを行いますので、配管取替え後の内装復旧費用も単独で掛からないので相当、節約できることになります。
後述する相場価格が変動する要因があったり、見積りが高めの会社の場合、世帯あたり30万円以上になることもあります。
二つ目のケースは、リフォーム等のタイミングではなく、わざわざ給水・給湯管を取り替えて内装復旧するケースで、脱衣場とキッチンが比較的まとまった場所にある場合です。
部屋のタイプとしては、ワンルーム系に多いタイプです。この場合、世帯あたりの目安としては25~50万円程度です。
一つ目のケースと同様に、相場価格が変動する要因があったり、見積りが高めの会社だと50万円以上もありえます。
三つ目のケースも、二つ目のケースと同様に、リフォーム等のタイミングではなく、わざわざ給水・給湯管を取り替えて内装復旧する場合で、脱衣場とキッチンが離れた場所にあり、ファミリータイプの3LDKといった大き目の住居に多いタイプです。
世帯あたりの目安としては55~90万円程度です。
このケースでも、相場価格が変動する要因があったり、見積りが高めの会社だと90万円以上もありえます。
先日ご相談を受けたケースでは、標準的な部屋のタイプにもかかわらず、世帯当たり200万円といった見積もりが業者から出ていると聞き驚きました。
高いなと感じられる場合は、ご遠慮なく配管保全センターにお問合せしていただければと思います。
また、依頼する業者については、地元のひとり親方的なところに依頼するほうが、かなり安くなるケースが多いといえます。
こういったところは、ホームぺージもないことがあります。
地元のひとり親方の見つけ方は、以前公開したこちらの投稿記事をご覧ください。
「配管の取替え 地元で格安な水道工事屋さんの見つけ方」
10~20年程度で建て替えや敷地売却することが決まっているのであれば、給湯管だけの更生工事のほうが安い場合もあります。
建替え等の予定がない築30年あたりのマンションの場合だと、更生工事をしても、何年か先に2度目の更生工事が必要になるか、結局は取替え工事が必要となると考えられます。
そういったマンションでは、更生工事ではなく最初から取替工事を行うことをお勧めします。
更生工事の比較については、こちらの投稿記事も参考にしてみてください。
「超重要!! 給湯管 取替えvs更生 どっちが得?」
配管保全センターでは、マンションの配管の材質、あと何年住み続けるかといったことを総合的に判断し、最適な配管保全方針を無料にてご提案しております。ご興味のあるかたは、お気軽にご相談ください。
