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大規模修繕周期の常識を疑え! 18年周期は実現可能

2024年10月27日
この記事のカテゴリー : 修繕積立金・専有部の取り扱い

現在、多くのマンションでは大規模修繕計画に則って、外装塗り替えなども含めた大掛かりな修繕工事を定期的に行っています。

周期としては、12年~15年といった周期で実施しているところが大半です。

安心してマンションライフを過ごすため、資産価値維持のために、大規模修繕はもちろん必要ではありますが、果たしてそういった周期で行う必要があるでしょうか? 

多くの管理組合では、修繕積立金不足の問題を抱えており、極力、修繕積立金は無駄遣いせずに、適切にマンションの資産価値を維持していきたいですよね。

ちょうど1年前にも「大規模修繕の実施サイクルを18年以上にするコツ」という動画を公開しましたが、今回は、より踏み込んだ内容で、18年周期をどのように実現させていくかについて、お話できればと思っています。

前回と同様に、株式会社マンション維持管理コンサルティング社代表の森本充さんとの対談動画となっています。

森本さんは建物診断を2千件以上、長期修繕計画の作成を350件近く行い、管理組合さんが長期修繕計画を作成するにあたり、コンサルティングを長年されてきました。

前編

前編では、なぜ、大規模修繕は12年~15年周期が多いのか、それから18年周期を実現させるポイントとして、外壁塗料やシーリング剤、外壁タイルの剥落防止に使われる材料で、耐久性の高いのはどういったものがあるのか、保証期間などはどうなっているのか、屋上防水では30年保証といったものも出てきているが、それらをどう考えていけばいいのかについてお話しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

後編

後編では、18年周期を実現させるにあたっての留意点、それから、12年周期と18年周期で長期修繕計画を実際に同じマンションで作成して比較検討した内容について、お話しますので、楽しみにしておいてください。

 

 

18年周期以上にしていくには、設計コンサルの選定や、住民の方々へのコミュニケーション等、いろいろとクリアしていくべきこともありますが、大きな費用削減につながりますので、ぜひ、この内容を参考にしていただければと思います。

 

マンション維持管理コンサルティング社のお問い合わせ先は、こちらをご覧ください。

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