2023年8月4日
この記事のカテゴリー : 配管に関する知識

つい先日、オーナーズ・スタイル社さんが、オンラインで読むことができる『大規模修繕ノウハウ事典』を公開しました。
この中には賃貸経営のための数々のノウハウが記されていますが、その中で、マンションの給排水管に関する知識について、配管保全センターがYouTubeやホームページで掲載している内容を基に、実際に取材を受けた内容が掲載されています。
タイトルは、
「賃貸マンション・アパートの給排水管は交換が必要? メンテナンス基礎知識を解説」
です。ぜひ、ご覧になってみてください。
ところが、最近の建築費の高騰や人権費の上昇により、30年ごとといった短いサイクルで建替えるより、修繕をして長期間もたせるほうが費用対効果が高いといえます。
実際に、木造や軽量鉄骨造でも、きちんと計画修繕をすれば40~50年はもたせられるようになってきいてます。
また、中古のマンションを1棟購入する際の注意ですが、中古マンションでは給排水管のトラブルが多いことは、賃貸業に興味をお持ちの方の間では、常識になってきています。
今後、中古物件の売買では、買い手側から、配管の保全状況をかなり厳しくチェックされることが予想されます。
何もせずに放置していた場合、買い値から保全費用を言い値で値引きされる可能性もあります。以上のように、賃貸マンションだからと何もしないのではなく、効率的に保全しておいたほうが、結局は収益性が高まるということがいえるでしょう。
