2021年9月5日
この記事のカテゴリー : 修繕積立金・専有部の取り扱い
配管の取替え工事に必要な確認項目の例としては、次のようなものがあります。 ・給湯器はパイプシャフト内か、あるいはベランダか ・配管を通す際に邪魔になる梁をさけ、どのルートで配管を通せばいいか ・配管を通すために天井に点検口をあけるのか、あるいは床をはがすのか ・ユニットバスの裏側に新しい配管を通せるスペースが十分にあるのか ・壁や床の材質はなにか 等 見知らぬ人が住居に入るのを好まない方もいらっしゃいますが、きちんと現地調査することで見積もり額を抑えられるので、なるべく多くの住民の方に、協力してもらうように努力する必要があります。
また、予定していた工事日が突然、住民サイドの都合でキャンセルになると職人を遊ばせてしまうことになります。 そういったリスクを回避するために、業者サイドでは、高めの料金設定にせざるを得なくなります。契約時に、キャンセルした場合は、追加料金を支払うようにしておき、住民サイドが約束をきちんと守る取り決めにしておけば、高めに料金設定されることを避けられます。
3つのコツ、簡単なようで、実施するには、理事や修繕委員の決断と実行、それから住民の協力が必要になってきます。 ただ、この3つのコツをきちんと取り入れておけば、トータルコストを思った以上に抑えられますので、ご参考にしてください。