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大規模修繕の周期を延ばす高耐久材料とは

最近、「大規模修繕の周期を18年以上にする」という話をよく聞くようになりました。 確かに魅力的な話ではあります。 でも、 「どうしてそんなに延ばすことができるの?」 「それで安全性は担保できるのか?」 と疑問に思われる方も多いかと思います。 今回の投稿記事は、まさにそういった疑問が払拭される内容となっております。 従来、マンションの大規模修繕は12年から15年の周期で実施するのが一般的とされてきま

排水管立管の交換 断水の日数は? 階別の断水日数を算出!

分譲マンションの理事会や賃貸マンションのオーナーの皆さん、こんなお悩みをお持ちではありませんか? 「排水管の立管交換って、断水が何日も続くんじゃないの?」 「住民の皆さんに何日も断水をお願いするなんて、とても無理だろう」 「断水日数がどれくらいになるのか想像がつかないから、工事に踏み切る決断ができない」 実は、多くの理事会やオーナー様が、このような不安から立管交換工事を先延ばしにしています。 しか

受水槽は毎年清掃するのに。。給水管内は放置でいいの? 不衛生なバイオフィルムを除去する対策は?

みなさんのマンションに、受水槽はありますでしょうか。地上や地下ピット、あるいは屋上に大きな受水槽をお持ちのところも多いと思います。 受水槽は10トンの大きさを超える場合は、毎年、清掃することが義務付けられています。 この清掃の大きな目的の一つは、受水槽の内壁に付着するバイオフィルムを除去することです。 「受水槽を清掃しているから、うちのマンションの水は衛生的だ」と考えていらっしゃる方も多いかもしれ

【1棟オーナー・管理組合さん必見】知らないと大損!配管工事で“カモ”にならないための知識

なかなか刺激的なタイトルになっていますが、今回の動画は、主には1棟オーナーさん向けですが、内容的には分譲マンションの管理組合さんにも参考になる情報です。 「管理会社から配管工事の提案を受けて、どう判断したらいいんだろうか?」「本当に今、この工事が必要なのかな?」 こういった疑問を持ちながら、配管工事を行っている1棟オーナーさんや管理組合さんは多いのではないでしょうか。 実は、多くの1棟オーナーさん

手遅れになる前に 「暴走理事長」と「サイレント理事長」からマンションを守る 今日からできる対策

皆さん、こんにちは。前編では、「暴走理事長」と管理会社が住民の利益よりも自分たちの利益を優先させてしまう問題、そして、「サイレント理事長」のもとで管理会社がやりたい放題してしまう現実についてお話ししました。 「理事はやりたくないな~」「自分が役員の番の時には、平穏に終わってほしいな~」という私たち住民の意識が、いかにして不正の温床を作ってしまうのか、よくおわかりいただけたかと思います。 今回は、そ

管理会社がやりたい放題! 暴走理事長とサイレント理事長が引き起こす悲劇

皆さん、こんにちは。今日のテーマは、住民の無関心によって、管理会社がやりたい放題となり、大切な修繕積立金が知らない間になくなってしまう、という恐ろしいお話です。 実は全国のマンションでこのような現象が数多く起きています。気づかないうちに多くの住民が被害に遭っています。 そもそも、皆さんのマンションの管理組合の理事の皆さんって、住民の中から選ばれていますよね。 理事の皆さんたちはマンションの価値や住

納入実績・導入事例

著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大 最長30年以上の継続稼働実績を持ち、多くの官公庁・学校・病院等に導入されています。住居系では約5万世帯以上の納入実績があります。 マンション・戸建て 新松戸コーポ、草加松原ハイツほか、マンション2万6千世帯。有名ハウジングメーカーの標準設備に採用され、戸建て2万4千世帯に導入 官公庁・公共施設 入国管理局庁舎、千葉県警本部庁舎、栃木県庁、浄水場・簡易

築30年超マンションの保険料 大幅削減するには〇〇の時を狙え!

マンションの維持管理において、頭を悩ませる問題の一つがマンションの保険料の値上がりではないでしょうか。 管理組合の皆さんから「こんなに上がるのか」という声をたくさんお聞きします。 実際、昨年も多くのマンションで管理組合が加入する火災保険料が上がり、保険の更新を迎えた管理組合では、頭を抱えている状況です。 実は、あまり知られていないのですが、ある特定の条件においてタイミングを狙えば、既存の保険料を大

「監事さえいれば安心」は大間違い!外部管理者方式では専門家監事がスラム化を防ぐ生命線!

今回はマンション管理組合の運営に関して非常に重要なお話をお届けします。 理事のなり手不足で、多くのマンションが外部管理者方式に移行しています。また、外部管理者方式でも、管理会社が管理者になるケースを管理会社管理方式と定義されていますが、特にこの方式が急速に広がっています。 一見すると、理事にならなくてもいいですし、住民の負担が減り、管理がスムーズに進むように思えますね。 また、管理会社管理方式に移

長期修繕計画作成は誰に頼む? 6つの選択肢を検証

分譲マンションでは5年ごとに長期修繕計画を見直すことが一般的です。この見直しが重要な理由は、時間の経過とともに様々な変化が生じるためです。 まず、建物の劣化は当初の想定通りには進まず、部位によって早く傷む箇所もあれば、想定より良好な状態を保つ箇所もあります。 また、改修技術の進歩により、より効率的で経済的な修繕工法や新しい材料が次々と登場します。 さらに、建築基準法などの関連法規も定期的に改正され

専有部配管 一斉更新 既に配管を取替え済みの住戸への補償方法

分譲マンションでは、各住戸の専有部の配管に関して、管理組合主導で修繕積立金を使って一斉更新するところが増えてきています。 その背景には、専有部の配管からの漏水事故が多発していることがあげられます。 これを区分所有者任せにしていると、いつまでたっても専有部の配管の更新は進まずに、「漏水マンション」というイメージがついてしまい、マンションの資産価値を大きく下げる要因になりかねません。 このような事態を

AI分析で5年後・10年後の配管工事費用の値上がり幅を算出!修繕積立金が貯まるまで待つ? VS借入して即工事する?

このところ、マンションの改修費用に関して大幅な値上がりが続いています。配管工事費用も例外ではありません。 今後も改修費用が上がり続けるとなると、 「少しでも費用が安い今のうちに、お金を借りてでもすぐに工事をしたほうがいいのか?」それとも、 「お金を借りると利息を払う必要があるから、修繕積立金が貯まってから工事をすればいいのではないか?」 と悩ましい問題が発生します。 また、すぐに工事をするためには

マンションサポート展でとブース出展のお知らせ

マンションサポート展で私が理事をしている一般社団法人マンション維持管理推進機構が無料相談のブース出展を行います。 開催日:2025年6月4日~6日 開催場所:東京ビックサイト東展示棟 ブース番号:8-16 参考記事:https://haikan-hozen.co.jp/2025/05/07/complete-solution-for-condominium-management-worries-f

マンション管理のお悩み丸ごと解決! 専門家チームが無料アドバイス

来月6月4日(水)から6日(金)まで、東京ビッグサイトにて「マンション管理組合 サポート展 2025」が開催されます。 この「マンション管理組合 サポート展」は、マンション管理に関わる様々な企業や団体が一堂に集まる、年に一度の大規模イベントです。 今回も主催者側から直接ご依頼を受けて、私も理事を務める一般社団法人マンション維持管理推進機構が「マンション管理相談ブース」を設けることになりました。 当

配管保全費用を大幅削減! 流動式セラミックス方式の水処理システムの効果を解説

マンションの共用部・専有部の給水・排水管の錆びやすい配管は、経年劣化と共に漏水リスクが非常に高まります。 修繕積立金が潤沢であれば、全ての配管を取り替えるのが理想ではありますが、現状では、多くのマンションで配管以外の改修工事も増え始めることから、配管ごとに優先度を考慮しながら取替え工事を進めていく必要があるでしょう。 そこで、今回の動画では、分譲マンションの管理組合様からご要望をいただき開催いたし

配管保全まるわかりセミナー動画 大幅コスト削減も可能に! 寿命・費用・工法を徹底解説!

先日、一般社団法人マンション老朽化対策支援団体(MAASG)、通称「まっすぐ」さんからのリクエストで配管の保全に関してセミナー形式でお話させていただきました。 今回は、その模様を動画でお送りさせていただきます。 MAASGの代表である別所毅謙(たけあき)さんは、最近、テレビや新聞から数多くの取材を受けているマンションの老朽化対策のスペシャリストです。 MASSGには弁護士やコンサルタント等、各方面

マンション給排水管工事 失敗しない業者選び10のコツ!

マンションの給排水管工事で「相見積もりを取ったのに、結局どの業者を選べばいいのかわからない」「管理会社に任せたら予想以上に高額な工事費になってしまった」という経験はないでしょうか? 多くの管理組合さんが知らないことですが、管理会社や設計コンサルタントに施工業者選定を丸投げすると、施工業者間で談合が行われたり、不必要な中間マージンが上乗せされたりと、倍近い工事費になってしまうことも珍しくありません。

生き残るかスラム化か マンション大相続時代に求められる決断

2025年、マンションの「大相続時代が到来した!」と叫ばれるようになりました。 どうしてこのように言われるのか? それは社会問題となっている人口減少、相続放棄、管理費滞納……これらが重なり合うことで、マンションがスラム化するリスクが高まっているからです。 お住まいのマンションはこの先”生き残れる”のか”スラム化する”のかが、まさに問われているといえま

配管工事 複数社から見積りを取っても安心できない 見積もり選定に仕掛けられた5つの罠!

マンションの大規模修繕や配管工事など、高額な工事を行う際に、複数社から見積もりを取れば安心……そう思っていませんか? 実は、その考えには、思わぬ落とし穴、危険が潜んでいます。 ごく最近の3月4日にも、関東エリアのマンションの大規模修繕工事で談合が繰り返されていたとして、独占禁止法違反の疑いで公正取引委員会が立ち入り検査を行っています。 多くのメディアで報道されていたので、ご存知の方も多いかと思いま

ワンルームの給水・給湯管 全交換でいくらかかる?

分譲マンションの理事会の皆様や、賃貸マンションオーナーの方々にとって、専有部の配管工事の費用は常に気になるポイントですよね。 今回は実際の事例をもとに、具体的なワンルームの部屋での給水・給湯管の取替えの工事内容と費用についてご紹介します。 賃貸マンションオーナーさんだけでなく、ワンルームも混在している分譲マンションの理事会や修繕委員会の方々にも参考になる情報ですのでぜひ最後までご覧ください。 動画