2025年9月16日
この記事のカテゴリー : 配管に関する知識

ということで、後編では専有部配管のチェックポイントとして、給水管・給湯管の材質と更新状況、配管取替えスペースの有無、浴室まわりの配管の状態、配管のコンクリート埋設状況、排水管の配置:スラブ上かスラブ下かを確認することについて、さらに、共用部配管のチェックポイントについてお話しました。
また、前編では、配管の状態や管理組合の運営状態を知るために「竣工図面」「長期修繕計画」「議事録」の3つのチェックすべき書類についてお伝えしました。
まだご覧になっていらっしゃらない方はぜひ前編もご覧ください。
前後編にわたって「築25年以上のマンション購入前に確認すべき配管の状態」についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか。
マンションを購入される前の「少しの手間」が、その後数十年間の安心につながることを、ご理解いただけたでしょうか。
もし、今回お話しした内容で分からないことがありましたら、ぜひ専門家にご相談されることをお勧めします。
私たち配管保全センターは、分譲マンションの管理組合理事会様や賃貸マンションのオーナー様とのお取引をさせていただいており、個別の区分所有者様や中古物件の購入をご検討されている個人の方のサポートは対応範囲外とさせていただいております。あらかじめご理解ください。
管理組合の皆様に対しては、配管の材質や、あと何年住み続けるか、修繕積立金の状況などを総合的に判断し、最適な配管の保全方針を無料でアドバイスしています。
ご興味のある方は、配管保全センターにお気軽にお問い合わせください。
