中古マンション購入時に竣工図を必ず見せてもらってください
著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大 専門家に頼らず、最初に一人で簡単にチェックできる項目があります 「竣工図なんて、見方がわからないし、そもそもどこにあるかわからない」とお考えの方が多いと思いますが、ほとんどの分譲マンションでは竣工図は管理人室に保管されています。 ①竣工図がそもそもどこにあるかわからない場合⇒購入候補のランクとして、最優先候補ではなくなるのではないでしょうか。 ②竣工…
著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大 専門家に頼らず、最初に一人で簡単にチェックできる項目があります 「竣工図なんて、見方がわからないし、そもそもどこにあるかわからない」とお考えの方が多いと思いますが、ほとんどの分譲マンションでは竣工図は管理人室に保管されています。 ①竣工図がそもそもどこにあるかわからない場合⇒購入候補のランクとして、最優先候補ではなくなるのではないでしょうか。 ②竣工…
水漏れの修繕費用は保険でカバーされないの? マンションで水漏れが起きても、「保険でカバーされるから大丈夫」と思っていませんか?残念ながら経年劣化による水漏れは、原則として保険でカバーされません。 保険の基本原則は「偶発的な事故」に対する補償です。「偶発的な事故」とは、何かがぶつかって洗面台下の露出した配管が破損し、階下が水浸しになった場合などです。 一般的な配管の水漏れはほとんどが経年劣化で起きる…
著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大 住宅系で銅管の漏水事故につながる主な要因は孔食(ピンホール)・潰食(かいしょく) 前々回の投稿では排水管の漏水リスクを取り上げましたが、今回は給湯管の漏水リスクについてです。専有部の給湯管も修繕積立金でカバーされていないことが多く、自己負担で改修費用と損害賠償費用を支払うケースが増えてきています。 マンションの築年数により主に使用されている管の種類が…
著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大 専有部でのオゾン洗浄を行わずに水垢・ヌメリが除去される効果を確認 オゾン洗浄の場合、すぐに給水管内がきれいになりますが、10年に1度といったサイクルで定期的に実施する必要があります。 「エルセ」の効果で給水管内が綺麗になれば、給水管の洗浄費用を抑えることが可能となります。 水垢やヌメリが除去されるかの検証結果をご覧ください。 埼玉県90世帯マンション…
作成日:2020年4月22日 著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大 効果事例 排水管の漏水事故が毎年発生していた事例 修繕コスト削減額は約1億円 設置後6年間水漏れ事故なし 続きを読む 賃貸物件購入の2年後に漏水事故が発生した事例 修繕コスト削減額は世帯当たり約70万円 続きを読む 排水管の保全効果を検証した事例 高圧洗浄の頻度を下げてエルセの効果を確認 続きを読む 給水管の錆びに対する…
著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大 修繕積立金が不足しているマンションが3割超えと言われているが。。 国交省が報道発表した平成30年度のマンション総合調査によると、修繕積立金が不足しているマンションの割合は34.8%で、長期修繕計画に対して20%超の不足となっているマンションの割合は15.5%となっています。 また、同調査で管理費・修繕費の滞納戸数の割合は、築9年を超えてくると2割以上…
著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大 水漏れ事故の発生頻度 各配管の材質等でも変わるので、一概には言い切れませんが、水漏れ事故の発生頻度は専有部のほうが一般的には高く、配管の交換の優先度が高いと言えます。 しかしながら、専有部の保全費用は修繕積立金ではカバーされない管理組合が多く、配管の交換は各区分所有者の判断に委ねられてほったらかしになっているマンションが多いのが現状です。 ※1 パイ…
著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大 排水管の逆勾配は錆コブが原因 キッチンや洗面所でなかなか排水が流れない、バスルームの水はけが悪く、シャワーを浴びていると水たまりができるなどのお悩みをよく聞きます。いずれも老廃物やサビによる排水管の詰まりが原因といえます。サビは放っておくと堆積して錆コブになり、老廃物がつまって排水管の逆勾配を引き起こすので注意が必要です。 排水管は構造上も逆勾配と…
著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大 高圧洗浄で出てきた排水から400Kg以上の錆びを回収!? 排水管の進行度合いを調査する代表的な方法としては、内視鏡調査、超音波肉厚測定、X線検査、抜管調査といったものがあります(全戸調査は、時間・労力・費用ともに現実的ではないためサンプリングの調査となるのと、調査会社に別途委託する必要があります)。 これらの方法ではなく、意外と知られていないのが、高…
著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大 給排水管工事の実施割合とリンクする水漏れ発生確率 国交省の調査結果から「築年数ごとの水漏れ事故発生確率」と「大規模計画修繕工事の実施割合」を抜粋して表にすると、興味深い対比がありましたので、以下の表を基に見ていきたいと思います。 築年数ごとの水漏れ事故発生確率と大規模計画修繕工事の実施割合 出典:平成30年度マンション総合調査結果「分譲マンション内で…
著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大 漏水につながる主な要因は汚物・錆び・尿石・水圧・破損・施工不良 水漏れは築年数が浅いから気にしなくて良いと言うものではありません。実際には15年程度の築浅のマンションでも専有部の排水管から水漏れが起きています。専有部排水管の種類ごとに、水漏れ事故の主なものをリストにして説明を加えました。リフォームなどにより配管を交換していなければ、現在お住まいのマン…
著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大 排水管の長さと材質を確認されましたか? 昔のトイレは8~13L、最近のトイレは4~6Lの排水が流れます。 水道代が節約されるのは嬉しいことですが、築年数が古いマンションでは節水トイレを想定して排水管を設置しているわけではありません。節水トイレに取り換えたために、排水管の詰まり解消のために多額の費用が必要になったという事態になりかねないので、最低限、以…
一般社団法人 優良リフォーム支援協会との提携で、月額定額制 給排水管の取替えサービスを始めました。 詳細は、こちらの投稿記事をご覧ください。
マンション総合EXPOで一般社団法人マンション維持管理費削減機構のブースにて配管保全センターもブース出展します。 開催日:2021年10月7日8日 開催場所:東京ビックサイト青海展示棟
配管保全センターの関東営業所を新設いたしました。 住所は 〒177-0041 東京都練馬区石神井町3-5-12-1604 です。 また池袋営業所は以下の住所に移転いたしました。 〒170-0013 東京都豊島区東池袋2丁目62-8 BIGオフィスプラザ池袋1102 アクセスマップはこちらです。
リフォーム会社、賃貸仲介会社、不動産会社さんが会員となっている一般社団法人優良リフォーム支援協会とタイアップして、配管保全センター㈱のサービスを優良リフォーム支援協会でご紹介していただけることになりました。 当協会の会員数は1700社を超えます。 マンションの配管保全がらみでお悩みであれば、まずはお付き合いのあるリフォーム会社、賃貸仲介会社、不動産会社さんに、この記事と配管保全センターに関してお尋…
住生活新聞(2021年1月号)の11ページに配管保全センター㈱の取材記事が記載されました。 ⇒PDF記事はこちら
著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大 錆びコブが小さくなり配管の閉塞状態が改善される効果を確認 千葉県約230世帯マンション 築38年目にエルセ設置 設置後33か月まで複数回検証 設置してから9か月後までは表面の柔らかい錆びが剥離して配管の閉塞状態が改善されたことがわかります 9か月後から33か月後までは、固めの錆びがゆっくりと剥離してきています(錆びの剥離の順序については、下の図1「エ…
著者:配管保全センター㈱ 代表取締役 藤田崇大 配管の肉厚が薄くなっていくメカニズム 1.酸素が配管の鉄と反応して錆が発生する 通常の水道水では、水の中の酸素と配管の鉄が反応して錆コブを作り出します。錆コブができた部分(赤丸の部分)は水に触れていないために酸素濃度が低い状態です。一方、錆コブの表面(黄色丸部分)は水に触れているので、水中の溶存酸素に触れて、酸素濃度が赤丸部分と比較して高い状態になり…